さてさて、日本でも大人気のUGGブーツ。
その歴史や、UGGブーツを作っている会社がたくさんあること、
そして日本で流行っている「Ugg Australia」はオーストラリアの会社じゃないこと、
などなどを前回の記事に書きました。
⇒前回の記事はこちら
今回は、私の住むゴールドコーストにある、地元のUggブーツのお店の生産工場を
見学してきましたのでレポートしますね。この会社は「UGG australian made」といいます。
1974年から家族経営で末永くやっている会社で、現在シドニーに1店舗、
ゴールドコーストのサーファーズパラダイスに2店舗、
そして工場併設のショップの計4箇所で販売しています。
オンラインショップもあるので、英語に自信がある方は、
購入して日本にも送ってくれます。
工場はマイアミという地域にあり、ゴールドコーストハイウェイから入ってすぐのところ。
大きい看板があるのですぐにわかります。
店内に入ると、UGGブーツがズラーっと棚に飾られています。
UGGブーツというと、茶色っぽいブーツを想像している人が多いと思いますが、
それは昔の話。今じゃ、デザインもおしゃれで、とってもカラフル、迷彩柄や
デニム生地でできたものとか、スワロフスキーのボタンがついたものだとか、
本当にオシャレなブーツって感じです!
一緒にいた嫁さんも、「コレ、欲し~い!」と叫んでましたが、オーストラリアはもう夏。
「買ってもあと半年以上履けないよ」、と言うとしぶしぶ諦めてました(笑)
その他にも、シープスキンでできた財布やポーチ、手袋などの小物類も
かわいいのがたくさんありました。見ていて飽きないですね。
いざ工場見学へ
そんこんなで、いろいろ見物していると、お店のお姉さんが寄ってきて
いろいろ説明してくれたので、工場見学したい旨を伝えると、笑顔で、
「OK,ちょっと待ってね。」と二つ返事で答えてくれました。
ここの店員さん、オーストラリアの店にしては、かなり接客が丁寧だと思います。
馴れ馴れしすぎず、感じが良くて、第一印象GOODです。
5分ほどまってから、お店のお姉さんが工場内を案内してくれました。
工場はブーツの工場にしては、大きいのか小さいのかわからないけれど、
窮屈すぎず、広すぎず、ちょうどいい感じでしょうか。
働いていた職人さんが15人くらいいましが、それぞれ担当に分かれて、
僕たちには目もくれず淡々と作業をしていました。
僕たちは、お姉さんの案内してくれたルートを回って、
それぞれのセクションの作業についての説明を聞いて、
初めて見るブーツの製造工程の様子を興味深く見学することができました。
最後の検品作業の横には、合格しなかったいわゆる「セカンド品」が何足か置いてあって、
ちょっと糸がほつれたものだとかは、別で分けられていました。
消費者からすると、やっぱり検品って大事だと思います。特に海外製品はね。
ちなみに、検品にもれたセカンド品は工場併設のお店で格安で販売されてますよ。
ぱっと見はどこに不具合があるのかわからない程度なので、
気に入ったデザインとサイズがあればラッキーです。
また、「UGG australian made」では、店頭で売られているもの以外にも、
カスタムメイドが可能なので、自分だけのデザインやカラーで作ることもできます。
カスタムでも1~2日で完成するそうで、旅行中の方でも帰国までに出来上がって
持って帰れますので、興味のある方はぜひ試されてはいかがでしょうか。
追記)中国製の「Ugg Australia」を履いたことのある嫁が言うには、
「UGG australian made」は、インナーのシープスキンが厚いので、
サイズは裸足で履いて1サイズか2サイズ上でちょうどいいとのこと。
足の形にもよりますが、多分、履いているうちに伸びるので1サイズアップくらいが
ちょうどいいのではないでしょうか。ご参考まで