ストレス・・・
イヤな響きですね。
こんにちは、オーストラリアのローカル企業で働くMASA(@ozuijyu)です。
さてさて、毎日のように、やれ社畜だ、サービス産業だ、と仕事に関するストレスフルなニュースが日本じゃ事欠かないこのご時世。
最近じゃ、過労死なんていうネガティブな日本語がそのまま英語になったりしてますね。。。
(この間、同僚のオージーに言ったら通じませんでしたが・・・)
僕は、大学を卒業後11年間営業の仕事をしていましたが、それこそ毎日が数字に追われる日々で、今から思えばストレスフルな日常を過ごしていました。
朝から深夜まで仕事して、終わったら上司に誘われて居酒屋へ。
同じような話を繰り返し聞かされて、帰宅して寝るのは午前様。
眠いまま無理やり起きて、そのまま会社へ・・・。
そんな日々が、ある意味懐かしいです。
あのときは、睡眠不足とストレスで胃腸の調子がいつもおかしかったことを思い出します。
おかげさまで今じゃ、すっかり健康体に戻りました。
営業職に限らず、どんな仕事でも多かれ、少なかれストレスはあると思います。
でも結論をいうと、オーストラリアで仕事をしてからというもの、ストレス指数が一気に下がりました。
そもそも、人間関係の悩みはすべて「対人関係」からくるものといわれています。
以前読んだベストセラー本、「嫌われる勇気」にも書いてありました。
もちろん、新しい仕事を覚え始めるときなど、集中力を伴う仕事にはストレスがかかりますが、それは一時的なもの。
多くの人を悩ませているストレスの原因のほとんどは、先に紹介した本にも書かれてあるとおり、人間関係からきています。
そして、人間関係からくるストレスは、その関係をリセットしない限り消えません。
ストレスが持続すると、人間は心身に支障をきたします。
うつや適応障害などの心の病、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になって継続すれば、ガンにもつながります。
職場にイヤなひとがいる。
上司から毎日ガミガミいわれる。
なかには、職場でイジメに合っているひともいるかもしれません。
そんな環境内で仕事していたら、そりゃストレスも溜まりますよ。
それが日本の職場のスタンダードな環境です。
職場だけじゃなく学校やママ友などのコミュニティでも同じですね。
でも悲しいかな、ストレスを与える人間関係をリセットしようと思ってもなかなかできないのが現状なのです。
じゃあ、オーストラリアではどうなの?
オーストラリアで生活してきて、ストレス指数はグ~ンと下がりました、僕の場合。
まず、仕事内容に対して必要以上に指図がされない。
仕事内容を理解して、ちゃんとやってれば何も文句いわれません。
ちょっと、張り切って仕事していると、「Slow down!」とか「Don’t stress!」とか声がかかります。
ちょっと、困った感じでいると、「Are you Okay?」とか「Do you need my hand?」と気づかいの声もかかります。
反面、日本みたいに、悪い意味でべっとりとした人間関係ではなくて、ドライな面もたくさんあります。
定時が来たら、挨拶なしに帰ってたり、最近見ないなぁ、と思ったら社員が使う連絡帳に「Thank you guys!」と一言残して辞めてたり(マネージャーには2週間前に伝えてあった)。
集団で仕事をしていますが、ここでは個人主義が日本よりも圧倒的に強いです。
自分は自分、人は人。
ハッキリしています。
人間同士ですから、なかには合わない人もいます。
そんな人とは、仕事以外のつき合いも不要。
毎日、必要以上の会話もする必要がありません。
必要以上の付き合いがないから、それにストレスを感じることもありません。
出典:photo AC
いい意味で、はっきりしているので慣れてしまえば仕事するのがムチャクチャ楽です。(はじめは慣れませんでしたが・・・)
もちろん、ムダなミーティング、ムダな飲み会も一切ありません。
今度、職場のクリスマスパーティーが開かれますが、たとえ参加しないからといって変に咎められることありません。
3~4週間のホリデーを取るときも、上司にイヤな顔もされません。
まぁ、こんな感じです。
もちろんストレスはゼロではありませんが、持続しないので溜まることも少ないですね。
ちなみに、オーストラリアにいても、日本人経営で社員が日本人という環境の場合は、ほとんど日本と環境は変わりません。
こちらも経験済みです。
日本でストレスフルな日々を過ごしている人、人間関係をリセットしてオーストラリアで仕事したら、ストレス減るかもよ。