インターネットをつかって最大限情報収集+下見で現地の生の情報を得るのが最も有益
僕がオーストラリアを夢見たのは、オーストラリアのパースでの短期留学がきっかけでした。
たった1週間程度の文字通り短期の留学でしたが、現地ではホームステイも体験したし、
いろんなパーティーにも参加したし、他の留学生たちとのいろんな触れ合いがあったりと、
とっても濃い1週間を過ごせました。
そしてパースから帰国した日から、僕のオーストラリア移住への取り組みが始まりました。
ビザを取るための情報収集はもちろん、英語(IELTS)の勉強も含めて。
あの1週間が僕が今オーストラリアにいる原点であり出発点なのです。
「移住前に現地の下見はしたほうがいいのか?」
というメールをいただくことがあります。
僕の経験上では、下見はできるならしたほうがいいが
必要絶対ではないというのが答えです。
まず単身一人で行くのと、家族を連れてでは状況が違うし、
すでに現地での仕事が決まっている人とそうでない人でも違います。
また、下見に行く時間がある方もいれば、仕事が忙しくて
下見どころではないという方もいるかもしれません。
ちなみに僕自身は移住前に家族を連れてオーストラリアに下見に
は行っていません。(お隣のニュージーランドへは家族旅行で行ったことがあります。)
これは今だから言えることですが、最初はいろいろ大変でしたが、
下見をしなくても、出来る限りの準備をしておけば意外と何とかなるものです。
特に今は一昔前と違って、インターネットで現地の情報を
いくらでも得ることができます。
僕がオーストラリアに渡った2006年にはまだサービスがありませんでしたが、
例えばグーグル・マップのストリートビューを使えば移住先の雰囲気もある程度わかるし、
子供が転入する予定の小学校や近くのスーパーマーケットの外観なども見れちゃいます。
ここはケアンズのエスプラネード。早朝ここで良く走ってました。
なつかしい!
大きな地図で見る
また、現地在住の人とコンタクトを取って、現地の生の情報を
得ることだって可能ですし、Youtubeで検索すれば現地の
動画なんかもアップされているかもしれません。
だから、日本にいながらでも現地の最新の情報を収集することは可能ということです。
ですから、以前に比べれば下見をしなくても
海外移住をする上での情報収集には困りません。
- 家族を連れて行く場合。
- 仕事が決まっていない場合。
- 現地に日本人がほとんどいない場合。
特に家族を連れて永住を目的に移住する場合は、下見をすることをおすすめします。
ひょっとしたら奥さんが「こんなところ絶対いや!」と
言わない可能性もないこともないですしね(笑)
それは冗談としても、子供の学校や病院、スーパーマーケット、
現地の物価、家賃、日本人はどの程度いるのか、
このあたりは現地でしか得られない情報ですので、
家族を連れての移住先として適当かどうかの判断材料になります。
目的が決まっている下見ですから、
現地で調べることをメモしたり、写真を取ったりすれば
日本に帰ってからもそれらの資料はかなり役立ちます。
また、同じオーストラリアでもケアンズ、ブリスベン、シドニー、パース、ダーウィン、
それぞれ気候も町の雰囲気も物価も違いますので、せっかくの機会ですから下見する時は
いくつかの都市を候補にあげて回ることをおすすめします。
初めて行く国での生活に不安はもちろんありますが、
目的のある下見をすることで、その不安が軽減できると思いますよ。