オーストラリアに移住後、ぶっちゃけ生活費はいくらかかる?

オーストラリアでの生活

「オーストラリア移住を考えているけれど、移住後の生活費ってどれくらいかかるものなの?」

よく、こういった質問を受けます。

こんにちは、オーストラリア移住13年目の、MASA(@ozuijyu)です。

たしかに、検索してみると、留学生やワーホリ中のの生活費を紹介しているブロガーは多いのですが、移住後の家族の生活費を教えてくれるブログってあんまりないんですよね~。

ということで、今回の記事では・・・

オーストラリアに家族で移住した場合の、一般的な一ヶ月の生活費が知りたい!

という人のために、私の経験を元に「オーストラリアの一ヶ月の生活費」をぶっちゃけたいと思います。

なお、試算条件として、家族は夫婦と子供一人(20歳なので実質大人3人です)、場所はゴールドコーストを前提としています。

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オーストラリア移住後の生活費は一体いくらかかる?

スーパーマーケット

オーストラリアの物価が高いのはご存知かと思いますが、気になるのは生活費ですよね。

今回は、家族3人(夫婦と子供一人)の一ヶ月の生活費をざっと説明していきます。

[char no=”1″ char=”MASA”]ソースはウチの家族のゴールドコーストでのおおよその一ヶ月の生活費です[/char]

それでは、ざっとまとめてみますね。

家賃(フラット2LDK) $1600 家具なし、週$400払い。駐車場代・水道代込み。
ガソリン代 $60~$80 あまり遠出はしません。通勤+α。月に2回も満タンで入れません。
車維持費※ $150 年間で、Rego(登録費用)$750、Insurance(保険)$600、Service(点検・メンテナンス)$500がかかります。
食費 $700 ちょっと高めかもしれませんね。削減中です。
携帯(家族3人分) $100 容量17GB。国内電話とテキスト無制限、一部国際固定電話への通話300分付き。妻と子供はプリペイド利用。
ネット代 $60 ADSLプラン。ダウンロード制限150GB。
電気代 $80130~ 電気代は3ヶ月に一度の請求。ガスはなく、お湯も調理器も全て電気です。
外食費・交際費 $150 外食月2回程度、カフェ、テイクアウト含む
その他雑費 $50 想定外の出費がたまにあります。

ざっと、ウチの場合で計算すると、家族3人がゴールドコーストで自家用車所有、2LDKのユニットに住むと、1ヶ月で約3000ドルかかってますね。

1オーストラリアドル=85円で計算すると、25万円くらい。

なお、永住権を持っていない場合には、子供の学校の教育費、治療費などが無料で受けることができないため、さらに支出は増えます。

また、小さなお子さんをお持ちの場合には、デイケア代などもかかる可能性が出てきますね。

その他、毎月ではありませんんが、生命保険代、衣服代、旅行代(日本への一時帰国代など)、定期的な歯のチェック代などが加算されます。

食費はまだまだ節約可能ですが、健康を考える年齢に差し掛かり、それ相応の品物を選ぶと、それなりの金額がかかってしまいますね。。。

ちなみに、うちは飲料水は水道水ではなく、ミネラルウォーターです。

お酒とタバコはやりません。

オーストラリアで、なるべく食費や生活費を抑えたい方はこちらの記事を参考にしてください。

生活費それぞれの細かい内容について、補足

新築のユニットなどには個別に水道のメーターが付いていることがほとんどで、その場合は借り主が水道代を負担します。

以前借りていたユニットは新築で、家賃が週$420、水道代は3ヶ月でだいたい$250くらい払っていました。

今借りている部屋は、リビング、ダイニング、キッチン、メインベッドルーム、ベッドルーム、洗面とトイレとバスはそれぞれ2つあります。

リビングにエアコン付き、ベッドルームとリビングにシーリングファンが付いていて、ベランダは2箇所。

3階建ての3階、階段のみでエレベーターは付いていません。

建物の入り口にセキュリティのドアが付いていますが、常駐のセキュリティガードはなく、共有のプールやBBQエリアなどもありません。

細かいスペックはだいたいこんな感じです。

家賃については、条件がよくなるほど高くなるのは日本と同じですね。

ゴールドコーストで2ベッドルームの部屋だと、週$350から$450までの物件が多いです。

ちなみに、ゴールドコーストより田舎のケアンズだと同じ条件の賃貸物件なら、週あたり$50くらい安く借りれると思います。

逆に、シドニーやメルボルンなどの大都会なら場所にもよりますが、同じ条件でもかなり高くなると思います。(住んだことはありません)

オーストラリアはかなり古い中古物件も多く、借りる際にはインスペクションに必ず行ってよくチェックしてみてくださいね。

子供が小さいうちは、部屋数は少なくてもいいと思いますが、セキュリティがしっかりした物件を選ぶことを強くオススメします。

外食は月に2回程度でしょうか。

カフェでコーヒー飲んだり、アサイーボウル食べたり、テイクアウトして家で食べる分も入ってます。

オーストラリアは車社会なので、基本的に移住後は車が必要になります。

子供が小さければ、学校やデイケアにおくるのにも、車があったほうが断然便利ですからね。

また、ケアンズやゴールドコーストは、シドニーやメルボルンほど交通の便が良くないため、車がないと何かとキツイと思います。

ウチの場合、トータルで年間$2000ドル弱ってとこですが、これは、車種や年式、保険の内容によって変動します。

その他、突発的に費用がかかる場合がありますが、ここでは割愛しますね。

ちなみに今年、うちの車はブレーキパッド交換、タイヤ交換、バッテリー交換が一気にきたので、トータルで2000ドルくらいの出費がありました。(涙)

やはりオーストラリアの物価は高い?

コスト

オーストラリアの物価については、度々書いていることですが、やっぱり高いです。

しかも、ここ20年くらいデフレが続いている日本とは違って、物価は年々上がり続けています。

日本の消費者物価指数がコレ↓
日本の消費者物価指数

そして、オーストラリアの消費者物価指数がコレです↓
オーストラリアの消費者物価指数

出典:世界経済のネタ帳

1998年くらいから現在までをみると、ほぼ横ばいの日本に対して、オーストラリアは右肩上がりです。

オーストラリアに住んで10年以上経つので、物価の高さには慣れてきたつもりですが、日本に一時帰国するたびに、いまだに物価の安さと品質の良さに感動してしまいます。

オーストラリアのスーパーで売っているものも全体的に値段が高いですが、日本の食料品を扱うスーパーでは、日本の2~3倍の値段で売られているものも多いです。

外食も、ランチで12~15ドル、下手したら20ドル近くはかかりますし、ディナーで何皿か頼むと家族3人で100ドル近くいくことも普通にあります。

味が値段に追いついていないものもたくさんあるので、外食はあまりしないというのが我が家の方針です。

オーストラリアの最新の物価データについてはこちらのサイトが参考になります。

子供の手当てはいくらもらえる?

永住権保持者の場合、0歳から19歳までの子供を扶養していれば、政府からFamily Tax Benefit(FTB)と呼ばれる手当てがもらえます。

もちろん、親の年収や子供の年齢などの条件によって支払われる金額は変わりますが、この手当ては生活費を補うのにかなり

TFBにはPART AとPART Bがあり、Aは子供を育てるためにかかる費用に対する手当てで子供一人あたりに支払われ、Bは家庭の収入に対する手当で、1家庭ごとに支払われます。

支払いはどちらも2週間ごと、もしくは、年度末にまとめて支払われます。

Family Tax Benefit (FTB) is a payment that helps eligible families with the cost of raising children. It is made up of two parts:

FTB Part A – is paid per-child and the amount paid is based on the family’s circumstances.
FTB Part B – is paid per-family and gives extra help to single parents and some couple families with one main income.
FTB can be paid either fortnightly or as a lump sum at the end of the financial year.

ウチは娘がもう20歳を超えているのでもらっていませんが、子供が小さいうちは何かと出費も増えがちですので、こういった手当ては非常にありがたいですね。

実際にもらえるかどうかは審査が行われ、支給額については、年収や子供の年齢などによって異なります。

こちらのサイトを参考にしてください。

その他、永住権を取得すれば、公的医療保険制度であるメディケアに加入することができ、基本的に医療費は無料(薬代、X-rayなどの検査代、専門医の診察などは有料)ですし、子供の公立の学費(小学~高校まで)も無料です。

生活費は結構かかりますが、永住権があれば、手当てもそこそこ厚いので、まぁ普通に暮らしてはいけると思います。

あと書き

今回オーストラリアでの一ヶ月の生活費をまとめてみましたが、生活スタイルや住む場所によって、その額はもちろん変わってきます。

移住したあとすぐに、永住権がもらえて政府の援助も受けられ、かつ仕事がすぐにできる状態なら、それほど心配いらないと思いますが、我が家は移住当初どちらもなかったので、先が見えずに精神的につらかったですね。

これからオーストラリアに家族を連れての移住を検討している方は、最低、最初の半年~1年くらいは収入がなくても暮らせるくらいの貯金をしておくことを強くオススメする次第です。

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