「オーストラリアの永住権って5年経つと更新しなくちゃいけないんでしょ?」
よく聞かれる質問ですが、答えは、半分正しくて、半分間違っています。
ポイントは5年経った時に、オーストラリア国内に居るのか居ないのか。
5年が経過しても、そのままオーストラリア国内に滞在すれば更新手続きは必要ありません。
注意が必要なのは5年経った時に国外にいる場合。永住権を取得してから5年が経過した日以降に
オーストラリア国外にいた場合は、ビザを更新していないと入国が拒否されます。
パスポートに貼られた永住権のラベルにはこう書かれています。
“MUST NOT ARRIVE AFTER ◯◯◯◯ HOLDERS PERMITTED TO REMAIN IN AUSTRALIA INDEFINITELY”
※◯◯◯◯はビザが下りた日から5年後の日付
つまり、オーストラリア国内には無期限に居続けられるけど、
◯◯◯◯後は国外から入国できないよ。ということです。
永住権を持っている人なら、ほとんどの方が知っている情報ですが
念のためご自身が更新手続きが必要かどうかチェックしてみてくださいね。
特に永住権を取得して、あとすこしで5年経つという人は要チェックです。
僕がオーストラリアの永住権を取得したのが2008年の4月、現時点で6年経過しています。
5年経過する前から今まで国外には出ていないのでビザの更新は必要ありませんでしたが
来月旅行に出かけるため、このたび更新が必要になりました。
更新する際のビザはRRV(Resident Return Visa)と言います。サブクラスは155ですが
過去5年間のうち2年以上オーストラリアに住んでいることが条件になります。
詳しくはこちらのページに書かれています。
オーストラリア永住権・RRV申請手続きについて
ということで更新手続きに移民局のブリスベンオフィスに行ってきました。
今やビザもインターネットで申し込みすることができる時代です。
実際、インターネットで申し込んだほうが申請費用も安いし、楽なのですが
僕はわざわざゴールドコーストから1時間かけてブリスベンオフィスに直接申請に行ってきました。
その理由は・・・
ビザラベルが欲しかったからです。
通常インターネットで申し込むと1週間くらいでビザが下りるそうですが、
パスポートに貼るラベルは送られて来ません。というよりも今ではラベルは
リクエストしない限り発行していないようです。
この資料を読むと、オーストラリア政府は入国の際、パスポートにビザラベルを必要としていません、ビザはオンラインで管理されており電子的にチェックされるので問題ありません、的なことが書かれてありますが、実際ビザラベルがないと、入出国の際、空港でチェックに時間がかり待たされることがあると聞いたので面倒でもラベルを貼ってもらおうと思ったんですね。
ということでブリスベンオフィスに到着。
待合カウンターにはすでに人が並んでいて、15分くらい待たされました。
そして僕の順番。RRVの申請に来たことを伝えると、
「あなた過去5年の内2年以上オーストラリアに滞在してた?」
と聞かれたので「はい」と。
そしたら番号札を渡され、呼ばれるまで待っててと言われ待つこと10分。
オフィスで直接申し込む際はパスポートを渡しただけで
特に申請フォームへの記入は入りませんでいた。
簡単な質問を2,3され、ビザの申請費用の説明。
な、な、なんと全部で$425!!
高い、高いとは聞いていたけれど、こんなにするのか!
しかもラベル代がこれとは別に$70かかるので全部で約$500。
いくらなんでも高すぎでしょ。ボッタクリもいいとこだ。
と、文句をいったところでどうしようもないので、
支払いを済ませて、あっけなくビザは下りました。
そして、ラベルを貼ってもらって終了。
約30分で全部完了です。
あまりのあっけなさとビザ費用の高さにびっくりした30分でしたね(笑)
ビザ代も年々高くなっているようですね。次5年後は一体いくらになっているのか?
それが今から心配です。
ちなみに、インターネットで申し込んでラベルも必要ないという人は$345で済みます。
それでも高いですけどね。
あと、インターネットで申し込んでビザが下りたあとに、ラベルだけ貼ってもらう
場合は$345+$70=$415ですので、これが一番おすすめかもしれません。
番外編
ブリスベンは駐車場も高いことで有名です。昔、ニュースでニューヨークよりも高い
と紹介されていたくらいです。街中にある屋内の駐車場だと30分で15ドルとか平気で取られます(驚)
僕はいつも、サウスバンクのパークランズという駐車場を利用しています。
ブリスベンの街までは少し遠いですが、街中の駐車場よりも安いし、
散歩がてら行けるのでおすすめ。
お腹が空いたので、そのままサニーバンクまで行って
まっぺんでうどん食べて、最近お気に入りの台湾スイーツ(巨大かき氷)
を食べて帰ってきました。