HOT CROSS BUN(ホットクロスバン)について

オーストラリアは、キリスト教、特にカトリック信者が多いのせいか、日本でなじみのないイベントに、イースターがあります。いわゆるキリストの復活祭ですね。

イースターの日程は毎年変わるのですが、基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」ということです。

ホットクロスバン (Hot cross bun)は、イギリスのパンの一種。オーストラリア、アングロアメリカなど英語圏のアングロ・サクソン系住民の多い地域でよく見られる。

ドライフルーツなどが入った甘いパンである。伝統的には、四旬節の期間中(灰の水曜日から聖土曜日まで)に食べるホットクロスバンには乳製品(乳・バター)と卵を使うこと ができない。

表面の十字はイエス・キリストの受難を表し、伝統的に聖金曜日に食べるものとされる。実際には、イースター以外の時期にも日常的に食べられている。

引用元:ウィキペディア(Wikipedia)より

私が働いていたベーカリーでも、3月の中旬ごろからイースターまでは通常よりも忙しくなっており、
特にイースター週間は、一年を通じても最も忙しい時期に入ります。

というのも、オーストラリアでは、イースターになると、ベーカリーショップはもちろん、
スーパーなどでも、「ホットクロスバン」というのが売り出されます。
クリスマスでいうクリスマスケーキみたいなもんでしょうか。とにかくイースターには
ホットクロスバンを買うのが、オーストラリアでは通例になっています。

実際、イースターの数日間は、1袋6個入りのクロスバンが飛ぶように売れていきます。

ホットクロスバン

このホットクロスバン、イースターにちなんだパンということで、僕が働いていたベーカリーでも、
3月中旬あたりから作り始め、イースターが終わるまで、通常のプロダクションとは別に作っていました。

作る量が増える分、特別に忙しくなります。

イースター週間は、BAKER総出で、なんと、1日に6000個から8000個のクロスバンを作ります。
もちろん1日にですからね!ちなみに働いているBakerは5人くらいです。

そりゃ忙しいわけですよね。

事実、イースター週間はほとんど休みなしで、1日10時間~14時間くらい働いてました。
ほとんど立ちっぱなしで働いているので、最後のほうは足がパンパンで朦朧(もうろう)としてきます。

チョコチップ入りのホットクロスバン

でも、このホットクロスバン、実は、チョコバージョン、モカバージョン、などもあって、
これがなかなかおいしいんですよ!甘ったるいフィンガーバンに比べれば日本人にも食べやすいと思います。

普通のクロスバンはそんなに甘くなく、ほしぶどうとか入ってて、特別おいしい、とは思いませんが、
チョコバージョン・モカバージョンには、チョコチップがたくさんはいってて、適度な甘さで、
これなら何個でも食べれます。

これおススメですよ。

何はともあれ、
オーストラリアのパン屋はイースター時期が忙しくなります。

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