オーストラリアの主要都市に行くと、探すと、結構たくさんの日本食レストランを見つけることができます。
ラーメン屋、焼肉屋、お弁当屋さん、和食屋、そして寿司(回転寿司がほとんど)などなど。
ここ、ゴールドコーストやお隣のブリスベンにも、結構な数の日本食レストランがあります。
出典:photo AC
海外在住の日本人なら、日本食を求めて定期的に足を運んでいるかもしれません。
僕も最近は、抹茶やあんみつなどを取り扱う和風カフェ的な店もチョコチョコできてきて、新しいお店ができると食べに出かけたりもします。
でも、期待大にして行ってみた割には、味がイマイチだったりすることも多いんですね。
その原因のひとつは、そういったレストランやカフェが「日本人経営じゃない日本食レストランorカフェ」のケースです。
良くあるのは、中国人や台湾人、韓国人のオーナーが日本食レストランを経営しているパターンですね。
このパターン、オーストラリアにはホント多いです。
そういったお店では、スタッフも同じ国の人を採用していることがほとんどなので、まず日本語は通じません。(まれに日本人スタッフがいる場合もあり)
ヒドイのになると、意味の分からない日本語の店名とかつけてます。
店名みれば、日本人経営じゃないというのがすぐわかるくらい変なのもあって、思わず笑っちゃいます。
(そういえば、昔ニュージーランドのオークランドに行ったときに、日本食レストランのメニューに「Jyarusoba」とか「Donkotsu Udon」て書いてあったのを見て店を出たことを思い出しました。笑)
そして、別にディスる訳ではありませんが、ほとんどの店は味がイマイチです。
ハッキリいいますが、期待しちゃダメです。
そりゃそうです、日本人好みの味を知らない訳ですから。
たとえ、たかだか2、3年、日本に行って修行したとしても、やはり小さい頃から本場の日本食に触れていないと、どこかでボロがでます。
しかもバイトに毛が生えた程度のシェフなら、凝った料理はできません。
以前、家の近くにJapanese Restaurantと書かれたレストランが(韓国人経営)オープンしたので行ってみました。
無難に唐揚げ定職頼みましたが、カラッと揚がってなくて、ネチョって。
それで15ドルとか平気でしますしね。
自分で作ったほうがよっぽど旨いです。
下の写真は、飽きもせずに、5ドルという値段につられて食べてしまった、中国人経営の日本食レストランのカツカレー。
ご飯そのものがマズイ。
ニンジンとジャガイモがカレーと一緒に煮込まれておらず、若干固い。
カレーとライスのバランスが悪い。(ライス多め)
ココまで来ると、もはや1ドルでも食べたくないレベルです。
全部の店がそうだとは言い切れません。
でも味に関しては地元のオージーや他のアジア圏の人なら満足するかもしれませんが、日本人には合わないですね。
少なくとも、僕の今までの経験上からは、そう判断できます。
「日本食風レストラン」と割り切るか、
もっと、日本人経営の日本人レストランが増えてほしいと願いますが、実際のところ他のアジア圏の人のほうがパワーがあるというか、コネクションが強いのか、理由はよく分かりません。
レビューは参考にならない?
日本にも食べログなどのレビューサイトがあるように、海外にも行ったレストランの食べ物の写真をアップしたり、レビューを書くことができるサイトがあります。
たとえば、ZOMATOとか。

じゃあ、日本食食べたいから、いくつかピックアップしたお店のレビューをチェックしてみると高評価!
よし、行ってみるか!
でも行ってみたら、味はイマイチ。
何度かそんな経験を繰り返すうちに、こういったレビューサイトというのは眉唾ものということです。
海外ですから、ほとんどのレビュワーは日本人じゃありませんからね。
日本食レストランにかぎらず、こういったレビューというのは、ほんと参考程度にみておくべきです。
出典:photo AC
また、たまに日本人のブログの、レストランやカフェのレビュー記事に騙されることもあります。(笑)
「ほっぺたが床に落ちる」とか、「こんな美味しい卵焼きを食べたことありません」とか、実際に食べたあと、「はぁ~っ?」てなりましたから。
昨日行った、ブリスベンの某カフェの、わらび餅もヒドイもんでした。
おまけに、カウンター横のテーブルに座っていたので、作るところが丸見え。
レジでコイン触っていた女の子が、そのまま素手で、かき氷にイチゴを盛り付けてました。
ありえん。。。
これも、日本人経営じゃないレストラン&カフェの話です。
ブログのレビュー記事に騙されたというのは語弊がありますけど、同じ食べ物でも日本人同士ですら、味の感覚、好みは違いますからしょうがないといえばそれまでです。
言ってみれば、僕のブログの食べ物のレビュー記事だって他人にとっては信用できるものではありません。
つまるところ、この店行ってみたい、と思ったら実際に自分の舌で確認するしかないということです。
それで失敗したとしても、勉強代ということで割り切るしかありません。
それでも、「オススメの日本食レストランない?」と人に聞かれたら、最近は「スシトレイン」と答えるようにしています。