Hi mate !
オーストラリアに移住して10年、今もなお、日々英語に悪戦苦闘しているMASA(@ozuijyu)です。です。
この国に住んで働くとなると、当たり前ですが、英語を使わないわけにはいかなくて、相手に話す、相手の言うことを聞く、メモを取る、こういった日常的なことを英語で行わなければいけません。
マネージャーから指示を受ける、同僚と仕事内容を確認をする、というような仕事のこと以外でも、週明けに必ずといって質問される「How was your weekend?」に、ただ「Good!How about you?」と答えるのではなく、「あーして、こーして、こんなことがあって、まじでムカついたわ!」みたいな気の利いた答えをしたりと・・・。
出典:photo AC
英会話で一番大切なのはズバリ発音!
英語、とりわけ英会話では、リスニングとスピーキングのスキルが必要ですが、個人的に大切なのが、「発音」だと思っています。
ハッキリ言いますが、発音が間違っていると、いくら内容があっててもネイティブからは「Sorry?」とか「Pardon?」って聞き返されます。
ひどいときには、「What?????」と怪訝な顔押されます。
そうすると僕を含めた大方の日本人は、(やばい、オレの英語通じない・・・)と思って、どんどん消極的になり、会話自体を避けるようになります。
これって、全くもって悪循環ですよね。
文法は多少間違っててもネイティブはわかってくれますが、発音はダメです。
「Walk」と「Work」、「Light」と「Right」、「Travel」と「Trouble」、「Base」と「Vase」など、似たような発音の単語がいくつもあったり、日本語にはない「th」や「v」などの発音を間違えると、なかなか通じません。
僕も以前、Workと言うべきところをWalkの発音をしていたために怪訝な顔をされたり、SitというところをSh◯tと発音してしまったり(←これアウトです)と、たくさんの間違いをしてきたので、胸を張って「英語は発音が大事」だと言えます。
ちなみに、自分で発音できない音は聞き取ることができません。
逆にいえば、発音がきちんとできれば、リスニング力はぐ~んと向上するということです。
海外在住経験が長くて英語はペラペラ喋れるけれど、発音が完全にジャパニーズイングリッシュの人をときどき見かけます。(まぁ、僕も人の事いえませんが・・・)
世界に目を向ければ英語にもいろんな訛りがあるので、それはそれでいいと思うのですが、やっぱりネイティブには通じにくいよね、と思ってしまいます。
会話途中で何度も「Sorry?」って言われるとホント凹みますからね~。
ELSA Speakは、とっておきの発音矯正アプリ
ということで、今回は発音を学べる、とっておきのスマホ発音矯正アプリを紹介します。
これ最近知ったアプリなんですが、かなりいいです! 真剣にコツコツやってればかなり効果あると思いますね。
そのアプリがコレ、「ELSA Speak」です。
無料ですがスゴイんです、これが!
まず、このアプリをひととおり使ってみた感想は、「かなり細かく(厳しく?)発音がチェックされるな~」ということ。
例文をマイクで録音して、その発音が合ってれば次の例文へとどんどん進んでいくのですが、英語の発音に慣れていない方は、なかなか次の例文に行けない可能性が高いです。
同時にネイティブの正しい発音の音声も聞けるので、いかに同じ発音で話せるかがカギです。
ELSA Speakの使い方
まずアプリを起動すると、こんな画面が現れます。
一番上の「Ask ELSA Now」は自分の知りたい単語の正しい発音を教えてくれます。
例えば、「Travel」という単語の発音を知りたかった場合、「Travel」と入力して「Check」をクリックします。
そうすると、ネイティブの音声が流れますので、自分で録音する場合は下の真ん中にあるマイクマークをクリックして録音します。録音した音声を聞くには左下をクリックします。
録音してみました。
結果がコレ。
いきなり、あらら~です。
ちなみにTravelの文字上の色が変わってますが、緑=correct、黄色=almost correct、赤=incorrectということです。
この画面で「Travel」の文字をクリックするとネイティブの発音を確認できます。
そして再挑戦。
少しですが正しい発音に近づいてきました。ネイティブスピーカーレベル83.33%のこと。
悔しいのでもう一度・・・。
今度は93.33%まで来ました。
こんな感じで何度もやって正しい発音に近づけていきます。
なんか面白くなってきました。
次に元の画面に戻って、今度は「Business」を選んでみます。
例文が出ます。面接官との会話のようです。
ambitiousはともかく、self-motivatedがダメでした。
最終的には、何回か反復練習して10点満点もらえました。
説明をするより、まずはアプリをインストールして、いろいろいじってみてください。
これが無料?と驚きますよ。
ステージをクリアしていくようなゲーム感覚でやると継続しやすいかも。
とにかく、ダメでもやり続けてみてください。
僕もやり続けます。
このアプリで根気よく練習していけば、発音矯正ができることは間違いありません。
ちなみに、このアプリと合わせて、体系的に発音を学びたいなら、こちらの書籍がオススメですよ。
あとがき
英会話の基本は「発音」と「文法(中学程度)」です。
僕も今まで、英語のイディオムや英会話フレーズに関した書籍をたくさん購入してきましたが、なぜリスニングやスピーキング力が思ったほど伸びなかった理由がわかりました。
基本を飛ばして、応用力をつけようと思っても遠回りになるだけです。
「発音なんてジャパニーズイングリッシュでいいんだよ!とにかく話すことが大切!伝える気持ちがあれば伝わる!」。
それも一つの意見ですが、個人的には、発音が悪い人と会話を続けたいネイティブはあまりいないと思います。
なぜなら、それは相手にストレスを与えるから。
何度も聞き返さなければいけないから。
逆の立場で考えるとわかります。
なかなか伝わらないことで、悪循環になり、英会話が楽しくなくなる。
英会話が楽しくなれば、どんどん上達していって好循環が待っています。
だから、発音の練習はしっかり行いましょう。
「まずは、発音から。」
これが僕が10年以上、オーストラリアに住んできてやっとわかった、英会話を上達させる秘訣です。