海外で髪を切る時に英語って必要?

海外で髪を切るときの注意点とは 英会話・英語学習

海外の美容院で英語表現集は役にたたないのか?

海外(オーストラリア)に8年近くも住んでいるが、未だに慣れないのが
髪を切ってもらうことです。オーストラリアの主要都市なら日本人の美容室が
少なからずあるので、そこへ行って切ってもらう分には何の問題もないのですが、
まぁ、せっかく海外にいるのだからとローカルの美容室にも行くことがたまにあります。

海外で髪を切る

最近はオーストラリアにも日本の1000円カットの床屋の真似かどうかは
わかりませんが、10ドルカットの床屋さんがあって、「安くていいか」、と思って
たまに利用しています。

実は今日も行ってきたんですけれどね。。。

オーストラリアって多民族国家だけに、オージーの店だけじゃなく、韓国や台湾などの
アジア人経営の美容室もたくさんあります。(10ドルカットのお店もアジア人経営ですね。)

僕は韓国語や台湾語などは話せないので、必然的に伝達方法は英語になります。
決して英語がペラペラしゃべれるほうではありませんが、アジア人経営の美容室では
美容師さんの中にも、そんなに英語がうまく話せない方もいます。

だから伝えるのが余計に難しいのか。
何回行っても自分の思うとおりに切ってもらえないんです。

英語って自分の生活や仕事に関する話題については、
いつも使うから自然に語彙も増えてくるのですが、
美容室で使う英語とかって、はっきりいってほとんど知りません。

たとえば、

「トップをもう少しすいてください」

「後ろは短くするけど刈り上げは勘弁してね」

などなど。
まず、「すく」、「刈り上げる」といった単語が分かりません。

海外で髪を切るときの注意点とは

前は髪を切る前に、「美容室で使える英語表現集」なんていうサイトを見ては、
いろいろな表現を覚えてみたんですが所詮は一夜漬け。
右から左に流れてあっという間に忘れてしまいました。

普段使わない表現、語彙はすぐに忘れます。
逆に、普段使っている表現、語彙は知らず知らずのうちに身につくものです。

だから僕も昔、パン屋で働いていた時、パンの製造に使う素材や道具の名前が
最初チンプンカンプンだったのですが、毎日耳にし、口に出すうちに身についていきました。

だから、新しい仕事についたら、その業種で使われる専門用語を徹底的に覚えて使う。
母国語でも外国語でもこれが基本です。

話を戻しますと。

なので興味のない方以外は、
表現集的なものをいくら覚えてもムダだと思ったほうがいいです。

最近は僕も、して欲しい髪型の写真をネットから選んでコピーして、
「こんな感じに切ってください」と一言お願いするだけにしています。

でも仕上がりはいつも満足度50%くらいですけどね。
今日も最新風ベリーショートのオシャレな感じの写真を持って行きましたが
仕上がりは、妻曰く「なんか角刈りぽい。ダサダサ」(;´д`)

まぁ、そんなもんです。

やっぱり髪型って国によっても、流行りや好みなんかが違いますよね。
例えば日本では、刈り上げを好む男性って少ないと思います。
一般的にも刈り上げ=子供がする髪型、ダサい髪型、みたいなイメージじゃないですか?

でも他の国ではそれが主流の髪型だったり流行りだったりすることもあります。

今日だって、写真を渡して例のごとく「こんな感じで切ってください」といったら、
いきなり後ろをバリカンで刈り上げようとしたので、思わず
「ちょっと待って、この写真をよく見て。バリカンじゃなくハサミで切ってください」
と言ってしまいました。

危ない、危ない・・・。

そのまま切られていたら本格的な角刈りになってましたよ。(汗)

結論としては、海外で髪を切るときには特別な英語力は必要ありません。
写真を持っていけば、あとはお任せでいけます。
が、仕上がりに関しては過度の期待は禁物ということですね。

ということで、ヘアースタイルを気にする方は日本人の美容師に切ってもらうのが
間違いありません。まぁ、髪はしばらくすれば伸びてきますので
多少変に来られても痛手は少ないかも。
そんな冒険心旺盛な方はぜひローカルの美容室、床屋さんで挑戦してみてください。