日本でもそうだと思いますが、オーストラリアに住んでいて驚くことは中国人の多さです!
僕の住んでいるゴールドコーストには、毎日のように中国人の観光客が押し寄せていて、大型バスや時には小型のバスを何台も貸しきって、ビーチやらお土産物を回っているのを見かけます。
そして興味深い点は、中国人ってオーストラリアに来ても食事は中華料理を食べること。
普通、外国を旅行するときは、いろんな料理を食べるのも楽しみのひとつだと思うのですが・・・。彼らは違う、ある意味徹底しています。
だから僕の家の近くにあるショッピングセンターの中華レストランは夕方になると毎日、中国人の観光客でごった返しているんです。
(1回行ったことあるけれど、たいしてうまくない・・・失礼)
まぁ、このレストランも観光ルートに組まれているのだろうが、毎日、毎日こんなに多くの中国人がオーストラリアに来ているのを見ると、本当にすごいと思わざるを得ませんね。
いつだったか、中国人のオバサン連中がウールワースのレジで、早口の中国語で店員にいい寄っているのをみかけたことありましたが、彼らは英語を話そうという気はこれっぽちもないようです。案の定、店員に「静かにして下さい!」と怒られてました。
※オーストラリアでは、日本と違って、お客さんが店員に対して不要に侮ったりすることは禁じられている場合が多いので注意してください。
そういえば、1年前に日本に帰った時も新宿やら池袋の繁華街には中国人だらけだったなぁ。特にドラッグストアの中は中国人の観光客だらけ。日本のドラッグストアは中国人にかなりの人気だそうで、みんな大量にいろんなものを買っていくそうです。
池袋のマツモトキヨシの前を通り過ごそうとしたときに中国の若い女性3人組に声をかけられて、何かなと思ったらマツモトキヨシをバックにして写真を撮ってくれとのこと。やっぱり人気があるんですね~。
もっと驚いたのは、叔父と叔母に会いに三重県のとある田舎町に行った時も駅舎内の案内表示には中国語が並列されて記載されてあった。
そんなこんなでオーストラリアや日本にかぎらず、中国人って世界中どこにでもいます。アフリカとかにもね。
だってチャイナタウンって世界中にありますからね。彼らのパワーはやっぱりすごいんですよ。
日本人の場合、海外移住しても割りと現地に溶け込もうとしますよね。「郷に入っては郷に従え」なんてことわざもあるくらいですから。でも中国人の場合は、現地でも「中国」を貫いています。
チャイナタウンもそのひとつ。
実はゴールドコーストにもチャイナタウンの建設プランがあるようで・・・ができました。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Chinatown,_Gold_Coast
他の都市のチャイナタウンに比べるとこじんまりしていますが、今も中国系の店がどんどん増えていっています。
そういえば最近、オーストラリアの不動産屋には中国語の案内を良く見かけるようになりました。なんでもオーストラリアの不動産を中国人の富裕層が買い漁っているようです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0318&f=national_0318_020.shtml
中国人の場合、特にすさまじいのが富裕層。スーパーリッチと呼ばれる彼らの子供達はアメリカやカナダ、オーストラリアなどの海外の大学に留学し、やがては市民権を取得して、最終的には親や親戚らを呼び寄せる。
そして最近では、オーストラリアも中国のスーパーリッチをターゲットにした
投資ビザプログラムを出している。なんと5百万オーストラリアドルを投資すれば永住権がもらえるというもの。
5百万ドルといったら、日本円でざっと5億円!しかもこれは余剰資金で、最低4年間、投資元金はオーストラリア政府や州などの投資先に預けれられる、日本の富裕層でもこの額のお金を投資資金として出せる人はごくわずかでしょう。
ところが中国人にはこれくらいの資産を持っているリッチ層がゴロゴロいるみたいで、今年の5月には中国のある家族にこのビザがはじめておりたそうです。
http://www.ibtimes.com/australia-just-granted-its-first-significant-investor-visa-where-else-can-entrepreneurs-buy-legal
いくらオーストラリアが世界の中でも人気の移住先とはいったって、これだけの額を投資してまで永住権を欲しがる中国人のパワーには感心すらします。そのうち本当に中国人だらけになるんじゃないの。
良いか悪いかはともかく、オーストラリアも日本もこれからどんどん中国人の数が増えていくでしょうね。
実際に、中国の富裕層の中では「日本で老後を」夢見る人も多いそうです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38812
彼らのパワーはとどまることをしりません。
頑張れ日本人!!負けてられませんよ。