紫外線が強いオーストラリアだけどビタミンD欠乏症は避けたい!

ビタミンDのサプリ オーストラリアでの生活

Hi mate,

パン屋で働いてからというもの、すっかり紫外線を浴びる時間が少なくなったMASA(@ozuijyu)です。

サーフィンもずっとやってないし・・・。

日本にいた頃は、紫外線なんて全く気にせずに過ごしており、もともと地黒だったこともあって、海に行こうが山に行こうが、日焼け止めを塗った記憶すらほとんどありません。

でも、オーストラリアの紫外線は違いました。。。

ここの紫外線を完全に甘くみていた僕がバカでした。

オーストラリアの紫外線は、強い!

いや、強すぎます!!!

日本の真夏の紫外線も強いですが、オーストラリアの夏の紫外線はヤバイですよ。

オーストラリアの夏の紫外線

上の画像をみると、オーストラリアの夏の紫外線指数は最大のExtremeです。

サーフィンにしろ、ビーチで遊ぶにしろ、真夏の真っ昼間に日焼け止めを塗らずに行ってしまうと、本当に悲惨な目にあいますので注意してください。

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紫外線は避けるべきか、それとも浴びるべきか?

紫外線

UVケアなんていうくらい、紫外線を避けるというのが現代の美白女子にとっては常識ですね。
※UVはUltravioletの略で紫外線のこと

うちの妻も、絶対に日焼けはしたくないといって、クソ暑い日でも、日傘、帽子、長袖、手袋で完全防御しています。

もちろん日焼け止めも塗って。

今や道行くオージーからの視線すら気にもとめなくなりました。

一口にUVといっても、A波、B波、C波の3種類があり、地球上に届くのはこのうちA波(UVA)とB波(UVB)。

C波はオゾン層で吸収されるため、地球上にはほとんど届きません。

UVA・・・地球に届く紫外線の約95%を占める。エネルギーは弱いが肌に影響を与え、真皮層にまで達するため、コラーゲンやヒアルロン酸を作る細胞に損傷を与え、皮膚は弾力やハリを失う。光老化と呼ばれるシミやシワ、たるみの原因にも。
UVB・・・地球上に届く紫外線全体のわずか5%だが、UVAに比べてエネルギーが強く、皮膚の表面(表皮)に影響を与え、サンバーンや日焼け、シミ、そばかすの原因になる。

紫外線を浴びることによるデメリット

小麦色の肌

1998年に、それまで赤ちゃんの日光浴を推めていた母子手帳から日光浴という言葉が消えてからというもの、「紫外線=有害」という考え方が一般的な認識になりました。

僕が若い頃は、まだ、「日焼けした健康的な小麦色の肌」というのが男女ともに憧れの象徴みたいなところがありましたが、今やそんなことを思っている人はごく一部でしょう。

さらに美白、美肌を目指す女子が増えたことも、嫌紫外線に拍車をかけましたね。

それではまず、紫外線を浴びることによるデメリットをまとめてみます。

皮膚への悪影響

すでに書いているとおり、紫外線を浴び続けることで、皮膚が光老化(シミ、シワ、たるみ)を起こします。

オーストラリアに来ると、それほど年齢のいかない人でも、腕がシワシワだったり、たるんでいるのをよく見かけます。

さらに過度に紫外線を浴びると皮膚障害を引き起こし、ひどい人になると、色素沈着したり、象みたいな分厚いザラザラした肌になることも。

とくに、オーストラリアの場合は、オゾン層の破壊が進んでおり、吸収されるはずの紫外線が地球に降り注ぐため、ニュージーランドと並んで皮膚ガン患者が世界で最も多い国です。

とくに注意しなければいけないのは若い人。

もし10代のうちに、一度でも水ぶくれができるくらいの日焼けをすると、メラノーマ(悪性黒色腫)を発症する危険性が、そうでなかった人の2倍になると言われています。

そんなひどい日焼けを10代で5回以上もすれば、リスクはさらに上がります。

急激な日焼けは皮膚のDNAを損傷してしまうので、修復がきかないんですね。

皮膚がんは白人だけがかかりやすいのではなく、アジア系人種の場合は、手のひらや足の裏にメラノーマが発症しやすいので、10代のお子さんをお持ちの方はとくに気をつけてあげてください。

とにかく、日焼け止めは必須です!

目への影響

皮膚だけでなく、目にも悪影響を及ぼす紫外線。

UVBは、角膜の炎症を起こす原因になりますし、UVAにいたっては目の奥の水晶体にまで届いて白内障の原因になります。

また、翼状片(よくじょうへん)という聞き慣れない症状も引き起こすことがあるそうです。

調べてみると、白目の部分が黒目部分にまで伸びてくるという症状のようですね、聞いただけで「怖っ~!」て感じです。

このように、過度に紫外線を浴びると、皮膚や目に悪影響を及ぼすので、長時間外出する際には、日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、サングラスをするなどの防御が必要ですね。

ちなみに、目肌焼けといって、目から入った紫外線もシミやそばかすの原因になるので注意が必要です。

紫外線を浴びることによるメリット

紫外線を浴びることは悪い影響だけではなく、良い影響も与えてくれます。

ビタミンD合成を助ける

ビタミンDはカルシウムの吸収、維持するために必要なビタミンで、人間の体内で合成が可能です。

そして、ビタミンDの合成には紫外線が必要なのです。

厳密にいうと、ビタミンDにはD2とかD3とかありますが、ここでは細かい点は割愛します。

ビタミンDが不足してしまうと、血中のカルシウムの濃度が低下してしまい、骨が軟らかくなってしまいます。

高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすく骨折して、寝たきりになるリスクがありますし、カルシウムがもっとも必要な妊婦さんや授乳中のママさんは骨軟化症になるリスクも。

子供の場合でも、骨に異常が起こり、背骨が曲がったり、くる病になることも考えられます。

こういったビタミンD欠乏症を防ぐためには、てっとり早く日光を浴びることがカギとなります。

またビタミンDには、免疫力を高める効果もあるんですよ。

ただし、長時間紫外線を浴びると、皮膚の表面の防御機能がダメージを受けて、免疫力が低下していまいます。

殺菌効果がある

いわゆる日光消毒ですね。

紫外線には殺菌力があり、洗濯物を外で干すのは乾かすだけじゃなく殺菌させるためでもあるのです。

やっぱり部屋干しよりも天日干しです。

そういえば、UV殺菌なんてものもありますしね。

血圧を下げる

University of Southamptonなどの研究チームが発表した内容によると、紫外線(UV-A)を浴びると皮膚における一酸化窒素(NO)レベルが変化し、血管が拡張して血圧が下がることが確認されたそうです。

参照:https://www.southampton.ac.uk/news/2014/01/20-the-sun-to-lower-your-blood-pressure.page

気分がよくなる

実は、日光を浴びることで、体内にセロトニンという精神を安定させてくれる物質をつくりだします。

セロトニンの分泌が増えると、気分が安定し、リラックス状態に入り、ネガティブな気分を解消してくれるという効果があるのです。

うつ病は、日照時間の少ない北国に多いなんて言われますよね。

日本でも秋田とか青森など北国のほうが自殺率が高かったり、北欧のうつ病発症率が世界でも高かったり。

これは日照時間が少ないと、メラトニンの分泌バランスが崩れ、過剰にメラトニンが放出され体内時計が狂ってしまうことから来ているとか。

オーストラリアのUniversity of Queenslandが2013年に発表した研究による、うつ病の世界分布図がこちら。

うつ病の世界地図
参照:https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2013/11/07/a-stunning-map-of-depression-rates-around-the-world/?utm_term=.7219037aa151

これを見ると、確かに北欧やロシアのうつ病にかかる人の多さが際立ってますね。

反対に南半球にあるオーストラリアは、うつ病は少ないです。

集中力を高めてくれる

これもセロトニンと関係があります。

セロトニンの分泌が増えると、集中力が高まります。

睡眠の質がよくなる

またまた、セロトニンです(笑)。

セロトニンってスゴイ!

日中はセロトニンの分泌が増え、夜になるとメラトニンの分泌がはじまります。

日光を浴びて、セロトニンをしっかり分泌させることで、メラトニンもしっかり分泌されます。

結果、睡眠がしっかり取れるということ。

このように、紫外線を浴びることは、良くもあり、悪くもあります。

確実にいえることは、長時間紫外線に浴びることはアウトです。

たとえば、皮膚も目も元々紫外線を防ぐ力は持っていますが、長時間、強い紫外線を浴びることで悪影響を及ぼすのです。

具体的には、1日15分程度なら、日光を浴びることは健康にいいとされています。

ビタミンDも体内で蓄積されるので、この程度で十分。

何事もやりすぎはいけません。

紫外線は、そこそこ浴びて、過度に浴びすぎず。

とくに、紫外線の強いオーストラリアではこれが基本です。

それでも、紫外線は浴びたくない!という場合はどうする?

UVケア

とはいったものの、皮膚が弱かったり、色白で日焼けすると赤くなる、美白をキープしたい!という理由で紫外線を浴びたくない人もいるでしょう。

そういう人は外出の際には、うちの妻のように防御するしかありませんね。

衣服は長袖で、意外にも白い色の服より黒の色のほうが紫外線を通しません。

帽子はなるだけツバが広いもの、サングラスはUVカットレンズ使用のもの、できれば99%~UVカットのものがベストです。

間違っても、UVカットされていないもの、かつ色の濃いレンズのものは選ばないようにしてください。

瞳孔が開いて、より紫外線を取り込んでしまいますので。

また、オーストラリアでも日本でも外出する際には、日焼け止めは必須です。

ピーカンだろうが、曇りだろうが紫外線から避けることはできません。

日焼け止め

日焼け止めのパッケージによく書かれてある「SPF」と「PA」。

SPFはSun Protection Factorの略で、UVBを防いでくれます。

例えば、SPF30だと通常日焼けする速度を30倍遅らせることができるという意味。

数値が高いほど効果が高くなりますが、通常の外出ならSPF30で十分で、ビーチに行ったりするならSPF50を塗りましょう。

また、PAはProtection Grade of UVAの略で、こちらはUVAを防いでくれます。

PA+~PA++++までの4段階があり、数値が高いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。

ただ、日焼け止めを塗ったからといって日焼けしないわけじゃありません。

日焼け止めを効果的に使うには、ムラなくしっかりと塗ること、そして何度が塗りかえすことが大切です。

そして、紫外線を余り浴びない人は、ビタミンD欠乏症になるリスクも考えて、ビタミンDサプリをお忘れなく。

うちの妻は、血液検査をするたびにビタミンDの値が低すぎて引っかかってました。

紫外線には当たりたくないと先生にいったら、「じゃあ、ビタミンDのサプリを毎日飲んで」と言われ、それからずっと飲み続けています。

飲み始めてからは正常に戻ってます。

とうことで、僕も毎日飲んでいます。

食べ物なら、魚介類やキノコ類にビタミンDが多く含まれているので、不足しがちな人は積極的にとりましょう。

アメリカのある論文によると、ビタミンDは1日で最も多く食べた後に食べると吸収がいいとのこと。
参照:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20200983

ビタミンDは脂溶性なので、脂質が多い食事の後に摂るのがいいので、一般的には夕食後がベストですね。

1日一粒、摂り過ぎは腎臓を悪くしたりするので気をつけましょう。

ちなみに、オーストラリアに住んでいる人なら、こちらのサプリが量も多くてオススメです。

ビタミンDのサプリ

まとめると、オーストラリアに来たら、日本にいるときよりも紫外線に気をつけること。

そして紫外線を浴びたくないなら、防御をしましょう。

そしてビタミンD欠乏症にならないように、ビタミンDサプリ摂取を忘れずに!

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