パン屋でパン焼いているくせに、パンは食べないMASA(@ozuijyu)です。

今や、世界はグルテンフリーブーム!?

ここオーストラリアでもグルテンフリーの食品や食材がたくさん売られています。

コールスやウールワースなどの大手スーパーには、グルテンフリーのコーナーがありますし、レストランやカフェに行けばグルテンフリーのメニューもあります。

グルテンフリーの案内板

グルテンフリーとは、小麦、ライ麦、大麦に含まれるグルテンが、入っていない食材を摂る食事法のこと。

小麦粉を使ったパンは、よく膨らみますが、あれはグルテンのおかげです。

独特のもちもちした感触もそう。

僕もパン生地を確かめるときは、生地を伸ばしてグルテンがきいているかチェックします。

調べてみると、グルテンを含む食べ物って結構多いですよ。

パンやパスタはご存知のとおり、ラーメン、うどん、ケーキ、クッキー、ドーナツ、シリアル、クラッカーなど、その他加工された食品(スープやドレッシング)の中にもたくさん入っているので、ほとんどの人はグルテンを含んだ食べ物を毎日食べていることになります。

ただ、このグルテンはアレルゲンにもなり、人によっては眠気を起こしたり、体調が悪くなったりするんですね。

小麦に含まれるグルテンが腸に穴を開けて、炎症を起こしてしまう「リーキーガット症候群」なんて聞き慣れない病気になってしまう人もいます。

こういう人にはもちろん、それじゃない人の間にもグルテンフリーの食材や食事が浸透してきています。

グルテンフリーの食べ物

さて、グルテンフリーの生活をはじめて早1年半。

体調はすごぶる良いです。

もともとアレルギー体質だからかな?

オーストラリアはグルテンフリーに優しい?

総じていえば、オーストラリアはグルテンフリーに優しい国です。

ここ2~3年でしょうか、スーパーマーケットやレストランでグルテンフリーの食材やメニューがどんどん増えていっていますからね。

これはベジタリアンやヴィーガンでも同様。

食の多様化や食に対する主義を持つ人が増えてきているので、食を提供する側も合わせてきているのでしょう。

特に、アメリカやオーストラリアのような移民国家では、数多くの人種が暮らしており、それだけ食の多様化は避けられません。

グルテンフリーやベジタリアン、ヴィーガンといった選択肢が増えれば、購入者は好きなものを選べるし、店側も売上が上がるのでWIN-WINなのです。

ちなみに、最近こんな商品をスーパーで見つけました。

カツカレー

これにもしっかり、グルテンフリーと書かれてありますが、カツは違うでしょ、衣が(笑)

それはとにかく、スーパーのアジアコーナーも一昔前に比べると、扱う商品が増えていっていますね。

ん~、いいことだ。

僕は1年半くらい前にグルテンフリーダイエットをはじめてから、体の調子がいいのでそれ以来、なるべくグルテンフリーの食品や食材を摂るように心がけています。

グルテンフリーのパスタ、シリアル、そしてグルテンフリーバージョンのアサイーボウル、etc…。

ダイエット中なので余り甘いものは食べませんが、どうしても食べたいときは、グルテンフリーのケーキなどを選ぶようにしています。
(ちなみに、グルテンフリーでも普通に砂糖が入ってます)

上述したように、仕事がBakerなので毎日パンを作っていますが、パンは食べません。

グルテンフリーのパンも売っていますが、パンを食べることが好きでないのでわざわざ買いませんね。

ちなみに白いご飯が大好きなので、コメは食べます。

コメはもともとグルテンフリーですしね。

グルテンフリーが流行っている理由

グルテンフリーという言葉が、ここまで市民権を得たキッカケとなる本がこれです。

2013年に発売された「Serve to Win(邦タイトル:ジョコビッチの生まれ変わる食事)」です。

ジョコビッチの本

世界的な有名テニスプレーヤーである、ノバク・ジョコビッチは2010年の全豪オープン時にスタミナがなくなり試合に負けてしまった原因がグルテンアレルギーによるものだとわかりました。

ちなみに、ジョコビッチの実家はピザ屋です。

そして、それからグルテンフリーの食事に変えたところ、体に劇的な変化が訪れ、2011年以降数々の勝利を収め、世界ランキング1位にもなりました。

まさしく、グルテンフリーの食事で生まれ変わったジョコビッチの本は、グルテンフリーに興味がない人でも読んで損はないでしょう。

あとは他の健康法やダイエット法と同じくお約束の流れです。

ハリウッドのセレブ女優やモデル、アスリートがグルテンフリーを実践していると評判になって、瞬く間に広がったというわけです。

Bfast -Gluten free & dairy free never taste so good

Jessica Albaさん(@jessicaalba)がシェアした投稿 –

ジェシカ・アルバはグルテンフリーとデイリーフリーを実践しているけど、不味いってさ。

エミー・ロッサムは、セリアック病らしい・・・

だから、レストランでもグルテンフリー。

でも、たまにパンが食べたくなって、においをかいでみたり・・・。

グルテンが引き起こす8つのこと

グルテンアレルギー(グルテン不耐症)の人がグルテンを含む食べ物を摂るとどうなるか?

頭痛を感じる女性

1.免疫系に異常が起こる
免疫系にダメージを与え、風邪などを引きやすくなります。

2.疲労を感じる

3.頭痛や偏頭痛
頭痛や偏頭痛は、グルテンアレルギーの典型的な例の一つです。

4.関節や筋肉の痛み

5.頭がぼんやりする
セリアック病の症状のひとつです。

6.急激な体重の増加

7.口内への影響
ある研究によると、グルテンアレルギーとアフタ性口内炎の関連が見られたとのこと。

8.皮膚への影響
アトピー性皮膚炎、ニキビ、などをはじめ、皮膚の痒み、赤み、湿疹、水ぶくれなど。

実は「グルテンフリーの食材を摂ると健康にいい!」という科学的な根拠はありません。

ただ、グルテンフリー生活を1年半ほど続けた僕から言わせてもらうと、アレルギー体質の方は一度試してみる価値はありますよ。

気になる方は、まず2週間グルテンを含む食べ物を取らないようにすること。

2週間後に、自分の体調が良くなった、偏頭痛が解消した、関節の痛みが和らいだ、皮膚の痒みが収まってきた、と感じたら、グルテンが原因の可能性があります。

そもそも、「グルテンアレルギー」というのは、即時にアレルギーが現れる場合と、そうでない場合があり、これは遅延型アレルギーといいます。

ちょっとでも体調が良くなったという変化が感じられれば、小麦に対する遅延型アレルギーを持っている可能性があります。

遅延型アレルギーの場合は、自覚症状がほとんどないのでわかりにくいですね。

アトピーの子供

僕の場合、幼児期は喘息、小学校に入ってからはアトピー性皮膚炎を患っていた僕は、根っからのアレルギー体質。

中学、高校、大学時代は収まっていたものの、社会人1年目で、多忙とストレスのせいか、またアトピーが。

それらは、度々出たり、出なかったりといった感じです。

重症ではないですが、アレルギー体質なのは間違いなく、それなりに食べるものには気を使っていたつもりですが、グルテンは全く意識していませんでした。

ジョコビッチの本を読んで、グルテンフリーにしてみたところ、体調が良くなったので、今も続けています。

I can recommend to everyone the benefits of a gluten-free diet-even if you’re not sensitive to gluten,the insulin spikes caused by wheat are truly unhealthy.
NOVAK DJOKOVIC著「SERVE TO WIN」より

グルテンフリーは日本では流行らない

昨年、日本へ一時帰国した際にグルテンフリーの食べ物を探しに地元のスーパーを回りましたが、皆無。

少し離れたイオンに行ったら、数は少ないですがグルテンフリーのパスタやうどん、ケーキミックスなど取り扱ってましたが、そのほとんどが外国製で輸入品でした。

成城石井にもいくつかありました。

でもまだ、日本ではグルテンフリーは浸透しているとはいえませんね。

グルテンフリーがいいとは限らない!?でも・・・

とはいえ、グルテンフリーは全ての人にとっていいものとはいえません。

イギリスの学術誌(The BMJ)が2017年5月に発表した研究結果によると、「セリアック病でない人が、グルテンフリーの食事を摂ることは推奨されない」としています。

【Conclusion】
Long term dietary intake of gluten was not associated with risk of coronary heart disease. However, the avoidance of gluten may result in reduced consumption of beneficial whole grains, which may affect cardiovascular risk. The promotion of gluten-free diets among people without celiac disease should not be encouraged.

世の中には星の数ほどのダイエット方法や健康法がありますが、それだけ人によって合う合わないがあるということ。

「グルテンフリー=健康になれる!」

ということで決してありません。

こればっかりは、実践してみないと自分に合うかどうかはわかりません。

ただ、選択肢のひとつとしてグルテンフリーの食事や食材が選べるというのは素晴らしいこと。

オーストラリアは、そんな選択肢がある国ですので、グルテンフリーやベジタリアン、ヴィーガンの人も生活しやすいのです。

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