今日は他の記事を書こうと思いましたが、たまたまこんなニュースを動画でみたので、急遽変更です。
ピース綾部、来春からNY拠点に活動「ビッグになる」
動画を見る限り、全くのノープランでニューヨーク行きを決めたそうですね。
目標は「ビッグになって、最終的にはハリウッドでレッドカーペットを歩きたい!」と。
いいですね~。こういうの大好きです!
現在9本ものレギュラーがあるそうですが、それを全部捨てて単身渡米とのこと。
そもそも芸人が安定求めちゃつまらないし、まだ40手前で独身なんですから、どんどん冒険していってほしいと思います。
「大丈夫なの?」、「無理ゲー」などなど、ネットじゃお決まりのコメントが並んでますが、そんなの全く関係ありません。
「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう」、と中島みゆきも歌っています。
出典:photo AC
結局人生って、やったことに対する後悔よりもやらなかったことに対する後悔のほうが大きいですからね。
もちろん、ある程度の目標やプラン、計画は必要でしょうけど、独身芸人なら、そんなものなくてもいいと思いますね。
たとえ目標が叶わなかったとしても、彼が後悔することはないでしょう。
僕も今から15年くらい前、オーストラリアのパースに短期留学したことをきっかけに、「将来はオーストラリアに住みたいなぁ。」と漠然と思っていました。
でも、ただ漠然と思っていただけでは、オーストラリアに住むことは叶いません。
ビザがいるし、英語力も必要、もちろん資金も必要です。
そこで、逆算して考えました。
35歳までに移住することを目標にして、それを達成するために、やらなければいけないことを落とし込みました。
そこからは、IELTSの勉強、試験の申し込み、永住権を取得するためには、どんな資格をとって、どんな仕事をすればいいのか・・・などなど。
途中、紆余曲折あって諦めかけたこともありましたが、なんとか36歳目前にして、オーストラリア移住を果たすことができました。
大学を出て、そこそこの大企業に入り、そのままその会社に勤めていれば、それなりの安定した生活を送ることができたと思いますが、僕はどうしてもオーストラリアに行きたかった。
独身だったら、後先考えずに会社を辞めて、とりあえずオーストラリアに行くことも可能でしたが、妻子持ちの僕は、彼らを守る責任があるので、それは無理。
だから、いろいろと計画して、また日々あれこれ悩んで、それでも確固たるものはなにもなく。
オーストラリアに行ったところで、永住権が取れる可能性は100%ではありません。絶対なんて絶対にありません。
て知っていたけれど、最後は「エイヤッ!」でスタートを切りました。
そこからは無我夢中で、オーストラリアへ来てからは眠れない日々が続いたこともありました。
今まで作ったこともないパン屋での修行の日々。TAFEの授業も、最初はほとんど先生の言っていることが理解できませんでした。
でもやるしかなかったので、できることを一所懸命やっていたら、いつの日か、パン屋のオーナーからスポンサーをもらうことができ、無事永住権を取れることができました。
結局、いくら綿密に計画しようと、絶対とか100%とかはありえません。
何かを決断する時っていつもそうです。「◯◯したら、絶対に〇〇できる」なんてありえないのです。
そこで、どう決断するか?少しの可能性にかけるか?やっぱりやめるか?
どっちをとっても正解ですが、少なくとも、家族を連れて海外に移住する場合、しっかりとした計画も当然必要、でも最後はやっぱり「思い切り」できるかどうかです。
- 確率ではなく、可能性にかけろ。
- 危険な方を選べば、すべてが正解だ。
- 目標は逃げない。
- 「本当はこれがしたいんだけどなぁ」という甘えたガキのタワゴトは絶対になしだ。
・・・
死ぬ気でやれよ、死なないから。
ファイト!ピース綾部
僕はあなたを応援します。