海外では治療費が高すぎて気軽に歯医者には行けない?
僕がオーストラリアに来て1年くらい経ったある日のこと、
急に奥歯がズキン、ズキンと痛み出した。
もしかして虫歯かよ??
オーストラリアに来る前に家族揃って歯医者さんで
歯はくまなくチェック&治療してきたので安心してたし、
毎日の歯磨きはしっかりしているつもりだったのだが・・・。
まさか、虫歯をチェックしてもらうのに
わざわざ日本に帰るわけにもいかない。
当時はまだTAFE(専門学校)に通っていたしね。
噂では「海外の虫歯治療費はバカ高い!」と聞いていたので少々行くのをためらったのだが
とにかく痛むので、しょうがなくTAFEの近くの歯医者さんを訪ねてみた。
当時は英語にも自信がなかったので電子辞書を片手に。
海外の歯医者なんて初めてだったし、歯の保険も入ってなかったので、
まずは恐る恐る、歯を診てもらうのにいくらくらいかかるかを窓口で聞いてみた。
「$65」
これ、あくまでも診るだけの金額です。
治療する場合は別途かかるとのこと。
うだうだ言ってっても埒があかないので
とりあえず診てもらうだけ診てもらうことにした。
先生いわく、虫歯ではなく一番奥の歯が割れてるとのこと。
そりゃ痛いわけだ。
でも虫歯でなくてチョット安心した。
その日はとりあえず$65だけ払って、そのまま家に帰り、
すぐさま日本でお世話になった歯医者の先生に電話をかけた。
事情を話すと先生は
「とりあえず、近所の薬局行って痛み止めだけ買ってきて
あとは歯が割れたら、そのまま抜けたままでほっておいても大丈夫です。
一番奥の歯がなくても噛めますから。次に一時帰国した時に後処理しますので」
と意外にも冷静なお言葉。
そんなこんなで、この時は余計な出費もほとんどなく
無事、一時帰国の際に処理してもらって事なきを得ました。
最初、歯医者に行ったときは割れた歯を抜いてインプラント治療
したほうがいい、費用は◯◯◯◯ドルかかりますと。
思わず耳を疑うような金額を提示され、奥歯だけじゃなく
そのまま顎が外れるかと思いましたよ(笑)
まぁ、そんな体験をしているので今でも僕は
虫歯だけにはならないために日々注意しています。
ということで、
なるべく虫歯にならないために僕が気をつけていること
いくつか紹介しておきますね。ご参考にしていただければ嬉しく思います。
1.甘いものを我慢する。
当たり前ですが虫歯にならないためにはこれが一番。
特に歯に詰まるようなキャラメルやクッキーなどのお菓子はなるべく食べないようにしてます。
それでもどうしても食べたい時は食べた後、すぐに歯を磨くようにしてます。
2.夜寝る前の歯磨きは念入りに。
朝、昼は軽くしか磨きませんが夜寝る前の歯磨きはこれでもか!というくらいやります。
なぜかというと寝ると口の中が乾燥して虫歯ができやすい環境になります。だから完璧に!
まず歯を磨く前にフロスで歯の間に詰まった汚れを取り除きます。
以前は歯間ブラシを使っていましたがフロスのほうが取れます。
おすすめはウルトラフロスのホルダータイプ。使いやすくて最高です。手も汚れません。
次に歯の表面を磨きます。あっ、歯を磨く時は必ず鏡の前で
やるといいですよ。テレビを見ながら、パソコンしながらでは
ちゃんと磨けません。鏡で歯を見ながら歯ブラシをちゃんとあてましょう。
ながら磨きは虫歯になる元です。
そして次に歯と歯茎の間を音波ブラシで磨きます。
普通の電動歯ブラシよりも振動力があるので歯茎と歯に
詰まった汚れが取れてスッキリします。これもおすすめ。
最後の仕上げにケアポリスを使って歯肉をマッサージ。
これ日本の歯医者さんで教えてもらったんですが、
これやると歯周病予防になるのでおすすめです。
ケアポリスは天然のプロポリスエキスが入ってるので抗菌力が違います。
これを寝る前に毎日やっていれば虫歯はほぼ防げますね。
あとは昼間外出していて歯が磨けないときなんかは
キシリトールのガムを噛んでいます。
生活習慣も大切です。
基本は早寝・早起きです。夜遅くまで起きていると
小腹が減って、いつの間にか間食してしまいます。
さっさと寝ましょう(笑)
海外在住者の場合、現地の保険に入ってなければ虫歯治療も高い。
そして1時帰国の時も保険に入ってないので(住民票を抜いてきているので)
100%負担だから高い。
それでも1時帰国した時は、全額実費で歯のチェックしてもらっています。
海外移住を控えている方は虫歯の治療は日本で済ませておきましょう。
そして虫歯にならないように歯磨きをマメにすることを強くおすすめします。
そして1時帰国した時は、上で紹介したものをまとめて
買ってくるといいと思います。
海外で虫歯になると、ホント後悔しますからご注意を!