先日、日本で10年に一度の台風が直撃したと思ったら
今度はオーストラリアでは過去50年で最悪の山火事が発生。
報道によると、今回のオーストラリアの山火事の一部は少年による放火だとか,
ということは完全には自然災害ではないですね。
とはいえ、
私も40年ちょっと生きてきましたが、ここ10年くらいは世界中で
大規模の自然災害が起きているイメージがありますね~。
記憶をたどってみると、
- 2003年のヨーロッパの熱波
- 2004年のスマトラ沖地震
- 2008年の四川大地震
- 2011年の東日本大震災
その他にも、ハリケーン・カトリーナだとか、オーストラリアでも
2011年初頭に大洪水を起こしたサイクロン・ヤシとか、まだまだありますね。
例えば、下のグラフをみてみると顕著に現れていますが、
1980年くらいから世界中で自然災害が急激に増えています。
地震でいえば、完全に活動期に入ったと言ってもいいと思います。
そして、こちらのグラフでは2000年~2008年の間に
自然災害の死者の地域別の割合を示しているのですが
アジア地域での自然災害の数とその大きさが伺えます。
おそらく今後もまだまだ大きな自然災害が私たちを襲ってくるでしょう。
日本だって大地震がいつ来るかわからない状況です。
そして、いくら科学技術が発達しようとも自然災害を止めることはできないのです。
僕がオーストラリアに移住することを決めるきっかけのひとつが地震でした。
1995年の阪神大震災、2004年の中越地震、スマトラ大地震・・、そして過去、
日本で起きた地震の歴史を自分なりに調べた結果、
近い将来、日本にも大地震が来るだろうと判断しました。
僕たち夫婦だけだったらともかく、子供の将来を考えた時には
やっぱり海外移住しようと思ったわけです。
これは英語教育も含めてですが・・・。
とにかく地震が怖かったんです。
東海大地震が起きて浜岡原発が逝ってしまったら日本は終わると思ってましたから。
(浜岡原発が停止した今でも思ってます)
こちらは過去1ヶ月に起きた地震マップです。
(黄色い線はプレートです。見事にプレートの境界に日本列島がのっていますね。)
http://www.quakemap.info/
国レベルで調査・研究がされている南海トラフ地震(東海・東南海・南海)の
推定マグニチュードはM9.1。しかもこの3つは過去の歴史を調べると連動する
ケースが高いので注意が必要です。
とにかく日本列島のすぐ近くにあるプレート境界には歪みが溜まりまくっているので
いつ解放されて、一気に来るかは神のみぞ知るところでしょう。
2020年には東京オリンピックが開催されます。
南海トラフ地震がもし来たら、オリンピックどころの騒ぎではないでしょうけれど、
こればっかりはいつ来るかわかりません。
とはもはや使い古された感がある言葉ですけれど
今こそ真剣に考えないといけないと思います。
どういった備えをするか。
防災のために移住までするかどうかは置いておいて
とにかく、災害時の対策だけは万全にしておきましょう。