過去にオーストラリアで働いたことがある人ならわかると思いますが、オーストラリアの仕事の形態は大きく分けると3つあります。
フルタイム(Full Time)、パートタイム(Part Time)、カジュアルの3つですね。
この他にも、自分でABN(Australia Business Number)というライセンスを取得して、契約社員や下請けとして働く形態もありますが、ここでは割愛します。
会社に雇用されて仕事をする場合、基本的にこの3つのどれかの形態に属することになります。
求人広告にも、Work Typeとして、どの形態での募集なのかが記載されています。
出典:SEEK
フルタイム、パートタイム、カジュアルの違いとは?
この3つの仕事形態はそれぞれどのように違うのか簡単にまとめてみましたので参考にしてください。
▼フルタイム(Full Time)
基本 週38時間勤務が約束されており、Sick Leave(病欠)、Holiday Leave(4週間の有休)が確保されている。
仕事を辞める場合は、通常2、3週間前に会社に知らせる必要あり。
▼パートタイム(Part Time)
フルタイムよりも勤務時間が少ない(平均週38時間以下)ですが、Sick Leave(病欠)、Holiday Leave(4週間の有休)はフルタイムと同様に確保されている。
仕事を辞める場合は、通常2、3週間前に会社に知らせる必要あり。
※一定期間の契約となる場合もあり。
※Sick LeaveやHoliday LeaveについてはPro rataと呼ばれる、働いたトータル時間に応じて変わる。
僕の場合は働き始めて、まだ1週間なのでPro rataは少ないですね。
▼カジュアル(Casual)
働く時間が保証されていない。例えば今週は20時間働けたけど、来週はシフトがゼロ、その次の週は15時間など。
フルタイムやパートタイムよりも時給が高い
Sick Leave(病欠)、Holiday Leave(4週間の有休)はなし。
特に会社側との取り決めがないかぎり、すぐに仕事を辞めることが可能。
その他、細かい点での違いはありますが、おおまかな違いはこんなところです。また、働く会社との取り決めもあるので、後でトラブルがないよう、雇用される時点で、確認しておくといいと思います。
今、僕はパートタイムで新たに働き始めましたが、もちろん将来的にはフルタイムへの移行を希望しています。
今までの経験上、いきなりフルタイムからスタートというのは、なかなか難しいと思いますので、まずは狙っている仕事のカジュアルからはじめて、パートタイムやフルタイムに移行するというのも全然アリだと思いますね。。
カジュアルやパートタイムからスタートしても、何ヶ月か後にフルタイムへ移行することは十分に可能なので、まずは今目の前の仕事に注力して、実績を上げていくことが大切だと思いますよ。