オーストラリアで普通免許を取る!教える!?

オーストラリアでの生活

40を過ぎて、あらためて思うこと・・・

それは・・・

人にものを教えることの難しさ。

最近、痛感してますな~。

ここ半年くらいは、休みのたびに娘の車の運転練習に付き添ってます。

時間はまちまち、30分で終わることもあれば、1時間、たまに高速に乗って遠出すれば2、3時間になることもあります。

日本と違って、オーストラリアには自動車教習所なるものが存在しません。

世界標準から見れば、これが普通なのか?日本が普通じゃないのか?

ま、そんなことはどうでもいいですが、郷に入っては郷に従え、ということで娘の教習官は私ということです、ハイ。

思えば、僕が20歳そこそこの時、自動車教習所に通っていたときは、本当に行きたくなくて、行くたくなくて、一時期は登校拒否になりましたからね~。

締め切り日ギリギリで仮免教習を終えたことを今でもハッキリと覚えています。締め切り日の最後の講習で僕を落とした鬼教官の顔は20年以上たった今でも鮮明に覚えてます。

おそらく、娘も今、僕のことを鬼教官と思っているでしょう(笑)

だって、「あーして、こーして、それはダメ!!!、□※・・・」などと文句ばっかいってるから。

もちろん、たまには褒めてますが。

オーストラリアは、16歳なると自動車の運転免許を取ることができます。

まず所定の場所で、「Learner Licence」、日本で言う仮免みたいなものですね、これを申請します。申請は、道交法の筆記試験を受けて合格するともらえます。

ちなみに筆記試験を受けるには、$155かかります。(2016年4月現在)、Learner Licenceの有効期間は3年間なので、その期間中に運転免許に合格しろ、ってことですね。

Learner Licenceを取ると、今度は、100時間の路上教習をする必要があります。(←僕と娘が今やっているのはココ)

教習できるのは、運転免許を取得して1年以上の人、通常は親が教えることが多いですね。もちろん条件を満たしていれば友達でもOKです。

たまに、自動車教習をしてくれるプロに何時間か頼む場合もあります。僕の娘もLearner Licenceを取って最初の5時間くらいは、プロにお願いしました。

何も運転できないところから教えるのは、素人では大変ですからね。

うちの娘の場合は現段階で、Learner Licenceを取ってすでに2年が経っています。なぜそんなに時間がかかっているかというと、途中で1回諦めちゃったんですね。
(笑)

もう免許いらな~いって。

教習所に登校拒否経験がある身としては、気持ちは痛いほどわかるし、あんまり口も出さなかったのですが、周りの友達がどんどん運転免許をとりはじめたこともあって、半年くらい前から、また再会したというわけです。

ということで、2年がかりでやっと100時間の路上教習時間を終わろうとしています。

lplate

路上教習するときは、Lのプレートを車の前と後ろにはって、教習官は助手席に乗って、教えます。

ただでさえ、人の運転の助手席は怖いんですが、Leanerの助手席はもっと怖いし、監督しなければ行けない分、余計に神経使います。

自分では普通にできることが、娘はできない、

当たり前のことなんですが、(なんで、こんなことができないの・・・)とか思いつつ、口には出さず、イライラすることもしばしば。

100時間に近づくにつれて、運転技術はアップはしてきましたが、僕の教え方が上手ければ、もっとはやく技術を習得できたんだろうなぁ、なんて今になって反省してます。

もう1回いいますが、人にものを教えるのって難しいっす。

今回、再認識しました。

大学生の時、塾の講師のバイトで小学5,6年生を教えてた時と同じくらい大変でした。

やっぱり教師って大変だなぁ~と。

教育学部卒業してますが、教師にならなくてよかったなぁ~と(笑)

ちなみに、この100時間の教習には、通常の路上教習はもちろん、高速教習、雨など視界が悪いコンディションでの運転、夜の運転、悪路での運転など、いろんな状況での運転が求められます。

オーストラリアの道交法は日本と似ていますが、オーストラリアにはラウンドアバウトがありますよね。今回、娘に教えるにあたって、再度自分の知識をチェックしました。

その他、関連動画はこちらのページで見ることができます。
http://www.qld.gov.au/transport/licensing/getting/education/videos/

そして100時間の路上教習が終わると、今度は筆記と実施テストが待っています。

これに合格すると、P1ライセンスをもらえます。Pは(Provisional=一時的な)の意味です。P1ライセンスを持っていると、赤いPのプレートを車に貼って一人で乗ることができます。

細かいことをいうと、いろいろ条件がつきます。深夜時間は家族以外の他人を同乗させちゃいけないとか、ハンズフリーやブルートゥースで携帯電話が使えないとか。

P1ライセンスをもって1年が経ち、hazard perception test(オンラインテスト)に合格すると、P2ライセンスにアップグレードできます。P2ライセンスになると、緑のPプレートに変わります。

ちなみに、オーストラリアでPドライバーというと、荒い運転で有名ですので、気をつけてくださいね。

P2ライセンスで1年間問題なく運転できれば、晴れてオープンライセンス(普通免許)を取得することができるのです。

日本の教習スタイルと比べると、どうなんでしょうね~?

教える側(親)は大変ですが、子どもとの交流や、自分の運転知識を見直すいい機会が得られるという利点があります。

とにかく、残りすくない教習期間、いいドライバーになれるように、ちゃんと指導しないといけませんね!

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