BAKERの資格を取るには

オーストラリアでBAKER(パン職人)の資格を取るには

オーストラリア内で、どこでも通用する、いっぱしのBAKERになるには、最低3~4年間、BAKERのアシスタントとして働かなくてはいけません。
その間は、APPRENTICE BAKER(見習いのBAKER)として働くというシステムになっています。
働いている店とAPPRENTICESHIPMENTの契約を結ぶことになりますが、これは永住権か市民権を持っていないとできません

オーストラリアで、資格のあるBAKERはQUALIFIED BAKERと呼ばれていますが、これはAPPRENTICEを経て、さらに専門的な教育を受けて(TAFEなどの専門学校で資格を取るなど)はじめ てなれるのです。(実際には、TAFEに行かなくてもなれますが行く人が多いようです)

当然、APPRENTICEの期間中は、QUALIFIED BAKERと比べて、給料も安いし、BAKERのアシスタント的な仕事がほとんどです。
そして、1日のプロダクションが全て終わってから、待っているのは、マシンやフロアの掃除なんですね。
はっきりいって、退屈な仕事ですが、当初は僕もやらされました。

QUALIFIED BAKERの仕事は、夜中から始まって、朝、店がオープンする前までの、全てのパンを作ることです。
APPRENTICEは、店にもよりますが、朝の4時、5時くらいに来て、QUALIFIED BAKERのアシスタントをします。そして店がはじまってからは、掃除などの後片付け業務をする、という感じで しょうか。

ところで、オーストラリアのパン屋で仕事をしていて思うことは、これは、どこの国のパン屋でも同じかもしれないですが、人の入れ替わりが激しい業界だということ。

朝も早くて、仕事も肉体的にツライ仕事なので、続かない人が多いのかもしれません。特にAPPRENTICEは、3年も4年も、雑務的な仕事をしなければいけないので、やっぱり辞めてし まうんでしょうね。

ここオーストラリアでは、パン屋に限らず、全般的に職を変える人が多いです。日本も終身雇用が崩壊しつつあるといわれていますけど、まだまだ甘い(笑)

オーストラリアというのは、日本から見たら、言い方は悪いけども、ナマケモノが多い国かもしれません。少なくても、そう思われているんだと思います。

実際、店は早く閉まるし、土曜日は午前中だけオープンして、日曜は休み、という店がほとんど。

いい意味で、仕事以外の時間を大切にする、オージー気質が、ある意味、ナマケモノととらえらがちなんですが、そんな気質や環境が、比較的にすぐに職を変えるということにつなが っているのかもしれません。
実際、40過ぎて、パン屋のApprenticeからはじめる人もいます。

そんなこんなで、QUALIFIED BAKERになる前に辞めてしまう人も多いのですね。

参照ページ:Australian Apprenticeships