オーストラリア永住権について
技術独立移住ビザの内容について
ベーカリーやペーストリーシェフなどの技術をTAFEなどで学び、将来永住権を取得しようとお考えの方も多いですが、2007年9月に改正された技術独立移住ビザのカテゴリーの申請条件を確認してみます。
この技術独立移住ビザでの申請は、ポイント制になり、トータルのポイントが120点以上必要になります。
年齢 18歳以上44歳以下
基本的に、移民局が発表している職種にての職務経験が必要になりますが、
オーストラリアにて2年以上のフルタイムでの専門コース(指定されたコースが対象)を修了することで、実務経験が免除になる場合があります。
英語(IELTSテスト)で全科目5点以上(ベーカリーの場合は5点以上で据え置き)
申請時から遡って、48ヶ月のうち、12ヶ月以上の職務経験が必要。TAFEなどを卒業後、18ヶ月の一時滞在ビザが発行される。
その他、細かな規定などがありますので、信頼できるエージェントなどにしっかりと確認されることをおすすめします。
また、ビザの改定などもありえますので、オーストラリア移民局のページを常にチェックしておくと良いと思います。
オーストラリアの移民法はころころ変わる?
オーストラリアの永住権を目指す日本人は年々増え続けていると聞きます。かくいう僕もその一人であります。
オーストラリアの永住権を得るためには、いくつかのカテゴリーからの申請が必要になりますが、資金力のない一般的な若者が目指すカテゴリーは限られます。
オーストラリアに留学をし、それから永住権を申請するとなると、おそらく「Skilled Independent Visa(独立移住ビザ)」というカテゴリーに当てはまると思います。
僕も、当初その予定で、永住権申請スケジュールを組んでいました。
僕が渡豪したのが、2006年6月。その時のオーストラリアの移民法では、この独立移住ビザのカテゴリーによる申請のための条件は、簡単に言うと以下の内容でした。
■2年間のフルタイムでの教育を受ける(当該職業に関しての専門トレーニング)
■900時間以上の雇用経験。
■英語力(IELTS5以上)
30代半ばで、しかも妻子持ちの私の場合、永住権を取得するまでに要する期間というものは、すごく重要なことでした。なにせ、子供の学費(当然、留学生扱い)、私の学費、生活費、などなど。2年間+申請にかかる期間、つまり約2年半という期間を想定していましたので、はっきり言うと、資金的にはぎりぎりでした。
ここからが、オーストラリアの移民法の怖いところなのですが、
オーストラリアの移民法、ころころ変わります。
本当に、容赦なく変わるんです。
冷や汗が出る、どころの騒ぎではありません。
永住権を取ろうと必死に頑張っている人の気持ちをよそに、いとも簡単に簡単に変わります。
2007年4月に、技術移住ビザの条件が変わるアナウンスメントがありました。
主な変更点は以下のとおり。
■より高度な英語力P
■より長い雇用期間
■2年間のフルタイムの教育を受けたあと、あらたな18ヶ月のビザが発行され、その期間中、12ヶ月以上の就労が必要。
頭をガーンと殴られた気分でした。
この変更点を考えると、つまり、永住権を申請するためには、最低3年かかることになります。さらに永住権申請期間中の約半年を足すと、約3年半ということになります。
これは、僕にとって、経済的にも、精神的にも大きな打撃となりました。
ちょうどもうすぐ、1年目のTAFEでの授業が終わりに差し掛かる手前だったので、2年目のコース、学校を決めようと思っていた矢先の出来事でした。
結局、他の方法で申請することに決めたのですが、
こういった、永住権を逆手にとってかどうかはわかりませんが、オーストラリア政府は、いとも簡単に法律を変更することがありますので、注意が必要です。
特に、当初のスケジュールから大幅にずれる場合もありますので、資金は余裕があるに越したことはありませんし、もしそうなった場合の対処方法を渡豪する前から考えておくことをおすすめします。
