オーストラリアのパン
ベジマイトを使ったチーズマイトスクロール(Cheesymite Scroll)
オーストラリアといえば、ベジマイト(VEGEMITE)ですよね。
誰がなんと言おうとベジマイトです・・・。
このベジマイト、もはやオーストラリアの国民食といっても過言ではないくらいに、オーストラリアではポピュラーなものです。
実際、オーストラリアのスーパーをのぞいてみると
所狭しと、このベジマイト君たちが置かれています。

オーストラリアに来たことのある人だったら、一度は見たことがある、いや食べたことがあると思いますが、このベジマイト、人によっては、ゲテモノ扱いする人もいるくらい、その味は強烈です!
僕も最初は、見た目の色から、チョコレートに近い味なのかな、と思いましたが、実際口にしたら、それは、それは、強烈なのです。もちろん甘くはありません。なんともいえない味ですね。
例えるなら、外国人が日本にきて、納豆食べたのと同じ感覚かもしれません。
一応、このベジマイト。健康食品ですから、食べても大丈夫です(笑)
ほとんどのオージーは、ベジマイト大好きだと思います。
僕も、職場のオージーに、「ベジマイトが嫌い」といったら、嫌な顔されましたし。
ところで、オーストラリアのパン屋、ベーカリーでは、このベジマイトを使ったパンが売られているのです!知ってましたか?
その名も、チーズマイトスクロール(Cheesymite Scroll)というものですが、たぶんにもれず、我が店でも、毎日かなりの量のチーズマイトスクロールを作っています。
いつぞやか、120個のチーズマイトスクロールを個人で注文してきた方がいましたが、週末のパーティにでも出したのでしょうか。
パン生地にベジマイトを塗りたくり、その上にチーズを乗せて、スクロールします。それを直径5センチ程度に切ったものをトレイに乗せて、発酵させてオーブンへ。
仕上がりはこんな感じです。

もともと、ベジマイト単体だと、味が強烈なため、チーズをつけることで、緩和させているのだとか。
お味のほうですが、たしかにベジマイトの強烈な味がチーズで消されているので、意外に食べれます。
でも、塩からいので、丸ごと全部は個人的には無理ですが。
オーストラリアに来た際には、ぜひ一度、このチーズマイトスクロールにトライしてみてください。
オーストラリア人はパン好きが多い?
オーストラリアの人(オージー)は、どちらかというと、日本人よりもパンの消費率が高いと思う。
僕が住んでいるケアンズには、約80軒のパン屋があると、以前TAFEの先生が言っていたが、思ったよりも少ないけど、それに加えて、カフェや軽食の店なんかでも、パン(サンドウィッチやピザ)を食べている人が多いし、スーパーに行っても全体的に、ご飯ものよりも、パン関連のものが多い気がする。
ちなみに、こちらでは、週末になるとバーベキューをするオージーの家族やグループも多いが、肉にビールにパンということも少なくない。日本人の僕としては、やはり、白いご飯なのだが・・・。
それに、例えば、日本で言ういわゆる「食パン」
日本だと、6枚切り~8枚切りが一般的だが、
こちらでは、ん~、20枚はあるだろうか。

この食パンを、家族で1日でペロッと食べるというから、やっぱり、オージーはパンが好きなんだろうなぁ。
シチューと一緒に、お菓子代わりに、軽食に、パンは、オーストラリアで、重要な食だということだ
HOT CROSS BUN(ホットクロスバン)
オーストラリアは、キリスト教、特にカトリック信者が多いのかな。そのせいか、日本でなじみのないイベントに、イースターがあります。いわゆる復活祭ですね。
イースターの日は毎年変わって、基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」ということです。
2007年は4月8日がイースターでした。
私が働くベーカリーでも、3月の中旬ごろから、イースターまで通常よりも忙しくなっており、イースター週間は、無茶苦茶忙しいんです。いやほんとに。
というのも、オーストラリアでは、イースターになると、ベーカリーショップはもちろん、スーパーなどでも、「ホットクロスバン」というのが売り出されます。クリスマスでいうクリスマスケーキみたいなもんでしょうか。

このホットクロスバン、イースターにちなんだパンということで、わがベーカリーでも、3月中旬から作り始め、イースターが終わるまで、通常のプロダクションとは別に、作るんですね。
だから、忙しい~。
イースター週間は、BAKER総出で、なんと、1日に8000個作りました。8000個を1日ですよ!
そりゃ忙しいわけだ。
事実、イースター週間は、ほとんど休みなしで、1日10時間~12時間くらい働いてましたから。
クリスマスよりも忙しかったですね。

でも、このホットクロスバン、実は、チョコバージョンがあって、これが、おいしいんですよ!普通のクロスバンは、そんなに甘くなく、ほしぶどうとか入ってて、特別おいしい、とは思わないんだけど、チョコバージョンは、チョコチップがたくさんはいってて、適度な甘さで、何個でも食べれます。これおススメですよ。
何はともあれ、
イースターおつかれさま。
FINGER BUN(フィンガーバン)
FINGER BUNS(フィンガーバンズ)は、オーストラリアならではの(?)菓子パンだ。
長細いパンの上に、ストロベリーやらホワイトのアイシングをたっぷりかけて、それに飽き足らず、ハンドレッド・サウザンズと呼ばれる、チップを、これまたたっぷりかけるんです。

みるからに甘そ~~。
と思われるかもしれません。
はい、甘いです(笑)
はっきりいって、日本人にはあいません。
僕も、毎日、アイシングぬって、このパン作ってるんですが、自分で食べようとは絶対思わない。
一番、最初にフィンガーバンを作ったときなんかは、アイシングの量が少ない!「more fondant !」と言われ、「えーっ、そんなにたっぷりつけるんかい!」
と、思わず、「Really?」と聞き返したのは、言うまでもありません。
とかく、オーストラリアには、こういったアイシングをたっぷりのせた菓子パンがあり、特に子供が好んで食べています。
うちの娘に食べさせたところ、あんまり・・という感じでしたが。日本人の娘には合わないみたいですね。
ちなみに、写真のフィンガーバンは、SMALLバージョンで、実は倍の大きさのフィンガーバンもあります。
オーストラリアにお越しの際には、お試しください。
