2010年1月1日適用のTRADE職に関するGSMビザの変更点
2010年1月1日から適用となっているGSM関連の永住ビザの申請基準の変更がいくつかありますが、今回はTRADE職に関する変更点をちょっとまとめてみます。
※TRADE職・・・ SOLリストの4000番台を参照
http://www.immi.gov.au/allforms/pdf/1121i.pdf
1.英語力基準引き上げ
これについては2008年5月にすでに発表されていますが、TRADE職で申請する方のIELTSの最低基準のスコアが従来の5.0から6.0に引き上げられました。それも各セクション(Reading,Writing,Speaking,Listening)において6.0を取らなければいけません。つまりCookやHairdresserで申請する場合でも最低6.0取らないとビザすら申請できないということ。
なお、Skilled-Reginal Sponsored(サブクラス475、487)のビザも従来の5.5から6.0に引き上げられています。
詳しくはこちら
http://www.immi.gov.au/skilled/general-skilled-migration/pdf/faq-english-requirements.pdf
2.スキルアセスメント
各アセスメント団体によって異なりますが、申請する職業に関するスキルが従来よりも重視されています。
TRA(Trades Recognition Australia)はTRADE職を扱うアセスメント団体ですが、ここでは、Job Ready Testというのが追加されています。昨年までは新卒カテゴリにおける900時間の就労要件がありましたが、これに追加ということになります。これは面倒ですね。
まず、Job Ready Testは書類審査と実技審査(practical test)があります。ここで必要になってくるのが、申請職業に関しての1年間のフルタイムの就労経験です。もちろんオーストラリアにおける最低賃金以上の給料が支払われていないとダメです。雇用主の情報もTRAに提供するので賃金などに関して何らかのチェックが入ると思われますね。
これ以外にも職場において、仕事に関する英語やオーストラリアの職場に関する文化なども学ばなくてはいけないようです。
そしてこのJob Ready Testですがお金がかかります。なんとトータルで4550ドルも!!
フルタイムで1年も働いていれば、それくらい払えるだろうと言われればそれまでですが、ちょっと高いんじゃないの?と思いますが。
僕の経験から試算すると、おそらく学生ビザで2年間→永住権申請→ビザ獲得までに生活費こみでトータルで4万ドルはゆうにかかると思います。
TRAのJob Ready Testについて詳しくはこちら
その他のアセスメントボディではVETASSESS(一般職)とACS(IT関連),TA(教職員)がありますが、それぞれ2010年から適用されている変更点があるのでこちらは下記をみておいて下さい。
VETASSESS(Vocational Education Training and Assessment Services)の変更点
ACS(Australian Computer Society)の変更点
その他詳しい内容はDIACのページでご確認下さい。
最後にもうひとつ、DIACに気になるページが追加されていました。
これを読むと、「学生ビザを永住権申請の取っ掛かりにするな」ということです。
確かに今までは、永住権を取得するために大学やTAFEに通っている学生が多かったのは事実。かくゆう僕だってTAFEでパン職人のコースを修了しましたが、それは永住権取得のため。それまで別にパンなんて興味なかったしね。まぁ、今でもパン屋で働いているので生きるための糧と人生において貴重な経験にはなってますが(笑)
去年の9月のビザの優先順位の変更の際に、おそらく山ほどのクレームがDIACに来たと思われ、こんな声明をのっけたんでしょうけど、今後の変更も見据えた一種の免責事項みたいなものですね。今後も大きな変更の可能性が伺えます。
永住権を取るために海外から学生が来る、それが結果としてオーストラリアでは立派な留学ビジネスになっていたんですが、学生ビザ経由での永住権取得がどんどん厳しくなっていくと今後はどうなんでしょう?気になるところではあります。
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2010年01月06日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ビザ情報
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