ケアンズがオーストラリアで一番失業率が・・
先日のWeekend Postの記事から、失業率(unemployment rate)の話題を。
Weekend Postというのは、Cairns Postという地元の新聞の週末版です。
ケアンズの新聞なので、ケアンズの失業率について以下の記事が記載されていましたが・・。
A special economic case for the Far North will be put to Prime Minister Kevin Rudd next week as the unemployment rate in Cairns rose to a record 13.8 per cent, the highest in Australia.
http://www.cairns.com.au/article/2009/10/17/70435_local-news.html
それにしても失業率が13.8%というのはすごい、というか恐ろしい数字。
単純計算で約7人に1人が職がない状態。
日本も先日、失業率が発表されたけど、何とか6%の大台は超えなかったし。
(若年層の失業率は10%を超えているらしいけど・・。)
アメリカを筆頭に世界的に失業率が上がっているから、今さらそんなに驚くことでもないかもしれないけれど、ケアンズがオーストラリア一失業率が高いとは。
ケアンズという街はオーストラリアの中でも、特に観光業に頼っているせいか、観光客が減ると経済的にもろに打撃をうけやすい性質がある。
こちらに住んでいるとわかるんですが、ここ1年くらいで「景気が悪いんだなぁ」というのは実際肌で感じることができるんですよね。
例えば、エスプラネード沿いの古くからある某レストランはクローズしたし、まだオープンして日も浅いDFO(アウトレットのショッピングセンター)も閑古鳥が鳴いているし、旅行関連の現地の会社では、リストラが行われてると聞く。
2006年に僕たち家族がこの街に来た当初は、もう少し街全体に活気があったような気がするなぁ。
失業率がどんどん高くなっているのに、インフレ傾向は変わらない。
そして人は職を求めて、他の都市に移動するという悪循環。
同じクイーンズランド州のブリスベンなんかはまだ失業率が3.6%というから、
これからブリスベンやゴールドコーストへ移動する人も増えそうな予感がします。
オーストラリアで一番失業者が多い、景気が悪いとレッテルを貼られてしまったケアンズ。
はたしてこの状況をどう打開していくのか。
僕個人的な意見としては、
観光業で食っていくなら、リピート率をあげることに注力すべきです。
やっぱり街に活気がないと、せっかく来た旅行者もつまらないんです。もう1度、この街に来たいと思わせるものが必要。
例えばハワイは一時、リピート率が80%くらいあったわけだから、今でも観光地として不動の地位を築いている。
ケアンズはどうかというと、おそらく10%に満たないでしょう。
観光地としての魅力づくりを市や州をあげて本格的に取り組まないと、いくら一時的な緊急支援(Stimulus Package)を政府にお願いしたところで、本末転倒な話です。
別に遊園地のようなアトラクションを増やせとか、そういうことではなく、
例えば、このケアンズを取り囲む世界有数の自然を守っていくこと。
グレートバリアリーフのサンゴがブリーチした姿など見たくないしね。
あとは、まともな食の提供。
観光客は高くても美味しければ金を落としていく。今のケアンズの食のレベルはお世辞にも質が高いとはいえないし、その上値段も高い。
食の向上とインフラ整備と環境保護。
これがまず第一と思うんですが。
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2009年10月21日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: オーストラリア一般
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