オーストラリアでスローライフを楽しめるか?
年末だ。
年も暮れて・・・
師走?
クリスマスはともかくとしても、ケアンズにいると、日本では当たり前に味わえる「年末・年始感」が全くといっていいほど味わえない。(真夏のクリスマスといってもあんまり実感がわかない・・)
30年以上日本に住んでいたのだから当然と言われればそうなのかもしれないけど、12月、1月は寒いものだという感覚が僕の体にはまだ染み付いている。
日本は世界でもまれな四季の情緒が味わえる国。季節が変わるとともに風景・景色が変わり、人々の服装も変わり、街の印象も変化していく。季節ごとに流れる「空気」も違う。カレンダーを見なくたって「あぁ、もう12月なんだなぁ。」と肌で感じることができる。そして、情緒あふれる国だからこそ、古代から、季節にまつわるたくさんの詩が読まれてきたし、季節ごとのイベントもたくさんある。
いっぽうケアンズは常夏。一年中半袖で過ごせてしまうし、一応季節的な区切りはあるけれど日本のそれと比べるとかなりあいまいだ。
だからか、なんだか1年という時間が流れる速度が日本よりも明らかに遅く感じてしまう。
「えっ、まだ12月?」という感じ。
スローライフ。
これはオーストラリアに住めばわかるが、とにかく時間がゆったり流れている感覚が味わえる。
日本の喧騒から抜け出して移住なんぞしてきたので、当初は僕も困惑しました。
体がまだまだついていかないんですね。
この「スローライフ」をどれだけ楽しめるかで、移住後の生活が楽しくもつまらなくもなると思う今日この頃。
とにかく、僕を含めて日本人はスローライフに慣れていない。
忙しいことが逆に安心だったりする民族なのかもしれない。
朝から深夜まで仕事していた時は、実際、暇になるとなんか不安を感じていたし、「忙しい、忙しい」と動き回っていることがサラリーマンとしての美学なんだと思っていた。
そんな人間が、いきなりオーストラリアに移住して来た時に、本当に不安になるんですよ。
30代ってさ仕事をバリバリ、遮二無二がんばる時だよな~?
日本で仕事だけがんばってきて、たいした趣味もない男がオーストラリアに移住すると時間の使い方に困ってしまうんですよ本当に。
いっときの余暇で訪れる海外であれば、マリンスポーツしたり、いろんなアトラクションを楽しめばいいだけ。
そうじゃなく移住ともなると、余暇ではなく、そこで生活をしていかなくてはいけない。日々の生活の中でスローライフ、ゆったり生きていく空間を有効に使う術を持っていないとキツイ。
そういう人は、「はやく日本に帰りたいなぁ」となってしまうのがオチ。
年に一度の一時帰国を指折り数えるという悲しい結末が訪れる。
正直、僕も少しそんな感情がありました。
でもやっぱり、それじゃつまらないよね。
日本での生活を捨てて、好きで移住したきたんですから。
ということで
来年2010年、移住4年目の僕の目標は、これにしました。
スローライフを楽しむ!
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2009年12月30日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: オーストラリアから日本を見る オーストラリア一般
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