オーストラリアもMedical Tourismを目指す?
Medical Tourismという概念をご存知ですか?。
欧米諸国、アメリカあたりでは、一部の層に主流になっているのが、様々な手術を受けるために他国に旅行するという考え方。
(一例として、タイに性転換手術を受けるなど)
インドやドバイ、タイといった国が、Medical touristの受け入れ国ですね。
こういった受け入れ先の国々には、高い技術を持った、医療スペシャリストがごろごろいます。
日本の医療システムに馴染んでいると、この概念はなかなか伝わらないんですが、
これは国民皆保険制度による医療費の安さ、高度な医療システム、技術、待ち時間の少なさ、などの理由があるのか、一部の難解な手術や法律上、日本ではできない手術以外には、今のところ、わざわざ海外に出向いて手術する価値は見出せないのが現状だと思います。
日本語が通じない国にわざわざ手術を受けに行くわけがない、という声もありますが(笑)
ここオーストラリアにも、Medicareというものがあるけれど、これは、日本の皆保険とはちょっと違う。ご存知の通り、歯と目の治療は対象外だし。
そして例えば、オーストラリアで手術を受ける場合、命に別状がない程度の症状であれば2、3ヶ月待たされることもあるようで。
人材不足、ベッドなどの不足などが原因でしょうが、これはオーストラリアに移住・永住するという観点から判断するとちょっと心配になってくるわけです。
30代、40代までは、比較的健康でいられるかもしれないけれど、
日本人が老後をオーストラリアで暮らすとなると、必ず関わってくるのが医療の問題。
僕なんかは、医療のことを考えると、やっぱり老後は日本かな、なんて思ってしまうんですが皆さんはどうでしょう?
そんな折、こんなニュースが入ってきました。
An inaugural health and travel conference has resulted in delegates issing a joint declaration of intent to focus on Australian medical tourism.
これは、Cairns Declaration(ケアンズ宣言)に基づくコメントで、
そのカンファレンスで、代表団はこうも言っています。
“Countries such as Singapore and Dubai are already investing billions in building new hospitals and other facilities to cater for the forecasted boom in medical travel in the decades to come. It’s time Australia did the same
ケアンズ宣言でのMedeical tourismの概要としては、とりあえず
o Surgical Procedures (sometimes referred to as ‘medical tourism’)
o Rehabilitation
o Health Checks
o Second Opinions and diagnosis
o Counselling
o Fertility services
o Spa Treatments
o Holistic healing services
o Fitness training
o Dietary and nutritional services
o Spiritual guidance
とリスト化されています。
ケアンズは僕が住んでいる街ですが、オーストラリアの観光の拠点といわれており、
今後、オーストラリアの観光産業を高めていくには、medical tourismを導入しなければ、ということですね。
これには大賛成です。
どういう形にしろ、この宣言が施行されて、うまくいけばオーストラリアの医療の質もあがり、ケアンズの街もにぎわうという一石二鳥な環境がそろうのかも。
そうなれば、医療関係の移民も増えそうですね。
この件については、今後チェックしていきたいと思います。
最後に、ふと考えたんですが、オーストラリアに住んでいる僕らが、日本に帰るたびに、歯の治療や健康診断を受けるのは、ある意味Medical tourismの概念に沿っているのかも(笑)
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2009年09月01日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: オーストラリア一般
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