シー・シェパード、アディ・ギル号衝突問題考察
先日、職場でニュージーランド人からアディ・ギル号と第2昭和丸の衝突の話題を振られました。
(あっ、そういえばアディ・ギル号はニュージーランド籍だったな)と思いつつ・・・・
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「あれはシー・シェパード側から突っ込んでたよね?
日本の捕鯨自体はIWCの取り決めや航海法を遵守しているから、それ自体は問題があるとは思わない。まぁ、個人的には鯨は食べないけどね。」
と、ちょっとお茶を濁したかんじでしたが(笑)
オーストラリア、ニュージーランドではまだまだ、「鯨を食べるなんて野蛮」というイメージが存在しているのは事実です。
この手の質問はオーストラリア人やニュージーランド人といろいろと議論してもキリがなくなるので、個人的には「日本は法を守って捕鯨している。でも自分は鯨は食べない」という話をします。
そういえば職場の韓国人も、「韓国人はなぜ犬を食べるの?」といった質問をされてたことがありましたね。
このところ、シー・シェパードと第2昭南丸の衝突問題がオーストラリアでも議論が白熱していますが、捕鯨問題というのは今にはじまったことではなく、こういった事件が起こるたびに「捕鯨反対論争」が再燃するのが常です。
まず思うに、捕鯨問題を語る時にはいつも感情論ばかりが先行してしまいます。
感情論に対して理論を建てて反論しても、結局その感情を逆撫ですることになります。そして、これが同じような事件が起こる度に再燃し、無限ループにはまっていきます。解決の糸口がなかなか見いだせません。
今回の衝突事件に関して僕も、第2昭南丸側、そしてアディ・ギル号側からの動画をみましたが、
結論としてはアディ・ギル号が第2昭南丸に突っ込んだことは明らかです。
衝突前に再三にわたって警告を促しているのにも関わらずそれを無視し、衝突直前にはアディ・ギル号のエンジンが回り始め勢い良く動き出すのがはっきりと写っています。
第2昭南丸から取られた動画
今回、シー・シェパードは失明を引き起こすといわれるレーザー光線を第2昭南丸に向けてきました。彼らは2007年にも日本捕鯨船を妨害しており、2008年にはなんと酪酸ビンを投げてきたりと危険極まりない非合法な行為を続けてきています。
彼らにしてみれば、人命よりも鯨なのですからしょうがありません。
例え自分の命を投げ打ってでも鯨を守りたいのですから・・・?
違いますね(笑)
まずシー・シェパードという組織について、いろいろ調べてくるとわかってくるんですが、彼らがこういった捕鯨船に対して妨害活動を行っているのは捕鯨反対2割、宣伝活動8割くらいの感覚ではないでしょうか。
だからあそこまで徹底的に妨害してくるのです。
妨害行為をして事件を起こす
↓
全世界のマスコミが報道する
↓
宣伝効果。
宣伝効果というのは、こういった事件を起こすことで世界から「捕鯨反対」の共感を得られ、自分達が英雄だと示すことができるという点にあり、そしてもうひとつはスポンサーからの資金集めができる点にあります。
実際、彼らの活動資金というのはメディアを使って多額の寄付金を全世界から集めています。
ミック・ジャガーなどの有名人も多額の寄付をしていますね。
そしてさらに、多くのスポンサー企業が彼らをバックアップしています。有名どころでは、アウトドアメーカーのパタゴニア、オーストラリアのサーフブランド、Quick Silverなどがあり、全部で十数社にものぼります。
全社名をお知りになりたければググってみてください。
そしてシー・シェパードの代表であるポール・ワトソン。彼は元々グリーンピースに在籍していました。
現ラッド政権で環境相(反捕鯨担当)を勤めるのがピーター・ギャレット。彼は元グリーンピースの理事でした。ちなみに前のイアン・キャンベル元環境相は現在シーシェパードの国際諮問委員ですし、もともとラッド首相は選挙の時の公約で、捕鯨に関して日本を国際司法裁判所に訴えるとしています。(グリーンピース自体も危険な団体であると僕は認識しています)
そしてもうひとつ受け加えるなら、オーストラリアにおいてホエールウォッチングが莫大な観光収入を生み出すという経済効果(年間2億万ドル以上)。
これらの背景要素をひっくるめると、ようやく真相が明らかになってきます。
シー・シェパードは、オーストラリア政権をつっつき、世論を巻き込んで、日本の捕鯨活動を阻止しようという考えなのです。それでも捕鯨を続けるようであれば、最終手段に踏み込むことも辞さないと。
実際にラッド首相も「我々の我慢にも限度がある」との発言をしていますし、それに呼応したマスコミも「これは戦争だ」と煽っています。
よ~く考えよう♪(フルッ)
NGOとは名ばかりで、シー・シェパードは捕鯨反対を唄ったエコ・テロリスト集団なのは今や世界の常識です。実際アメリカのFBIは彼らをテロ組織として監視下においています。
こういった非合法組織を支援する企業、そして彼らにいちいち翻弄されるオーストラリア政府はどうなのかなと思ってしまいますね。
個人的には、日本は一法治国家として断固シー・シェパードと戦うべきだと思いますが。
シー・シェパードが持ち込んだ捕鯨問題がすでに日本とオーストラリアの国家紛争になりつつあります。
メルボルンの日本領事館前には捕鯨反対の抗議をする人が集まり、シー・シェパードはオランダの裁判所に第2昭南丸を「海賊行為」で告訴。テロリストが告訴したなんて冗談にもなりませんが、もともと一筋縄ではいかない問題は一体どうなるんでしょう。
日本が調査捕鯨をやめれば一件落着ですか?
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2010年01月12日 コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリ: ニュース
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